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平成18年度決算審査特別委員会(第2号) 名簿 2007-09-28
平成18年度決算審査特別委員会(第2号) 本文 2007-09-28

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  1. 音更町議会 2007-09-28
    平成18年度決算審査特別委員会(第2号) 本文 2007-09-28


    取得元: 音更町議会公式サイト
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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                会議の経過 開会(午前 9時30分) ◯委員長(堀田幸一君)  おはようございます。  報告します。  ただいまの出席委員は20名で、定足数に達しております。  これから、本日の委員会を開会します。  これから、第4款徴税費を議題とします。  説明を求めます。  奥村総務部長。 2 ◯総務部長(奥村三千雄君)  おはようございます。  決算書の83ページ、84ページをお開き願いたいと存じます。  第4款、徴税費について御説明を申し上げます。  1目の税務総務費でありますが、この目では町税の賦課に要する費用のほか、3つの団体に対する補助金、町税の過年度還付金等でございます。なお、備考欄の上から6行目の標準宅地時点修正及び路線価修正委託につきましては、1年前と比べて地価が下落していたことから、固定資産税の平成19年度課税に向けて地価の鑑定を行い、路線価の修正委託をしたもので、補正予算にて対応をさせていただいたものでございます。路線価新増分算定及び土地家屋等調査図作成につきましては、柳町及び開進地域の宅地造成区域に係るものでございます。  次に、2目の納税費につきましては、嘱託徴収員の報酬及び納税に要する事務費でございます。なお、嘱託徴収員につきましては、18年度においては5名体制にて徴収事務を行っているところでございます。この目における報酬については、一般会計分2名、国保分3名と、それぞれ振り分け計上をさせていただいております。次に、十勝複合事務組合負担金につきましては、本年4月1日に設置されました十勝市町村税滞納整理機構に係る準備経費の負担金でありますが、これにつきましても補正予算にて対応させていただいたものでございます。また、その他事務費の中でございますけれども、インターネットを利用した競売の滞納処分として、不動産、家屋1件と動産、絵画2件に係るインターネット購買システム利用料58万1千円と不動産の鑑定料29万1千円、それと昨年度も1台更新をさせていただいておりましたが、徴収用の軽自動車の1台、更新をさせていただいております。そういったものが含まれてございますので、御了承願いたいと存じます。  以上、大変雑駁でございますが、説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 3 ◯委員長(堀田幸一君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。
     質疑ありませんか。  真田委員。 4 ◯委員(真田健男君)  徴税費の中で、十勝圏複合事務組合負担金、18年度では組織立ち上げに向けての負担金の計上ということですけれども、4月からスタートしまして、音更町関係分で件数やどういう内容のものになっているのか、まとまっているもので結構です。何らかの状況を報告いただければというふうに思います。 5 ◯委員長(堀田幸一君)  中高参事。 6 ◯参事(中高 昇君)  当初、19年度当初に引き継いだ分としまして、音更町からは13件、金額にいたしまして1,796万6,940円でございます。それの収納率、今現在の収納につきましては、8月末現在で18万6,226円でございます。  以上でございます。  入った件数で、済みません、失礼しました。入った件数は8件でございます。ただし、この8件につきましては、全額納付ではなくて、全て一部納付でございます。 7 ◯委員長(堀田幸一君)  真田委員。 8 ◯委員(真田健男君)  機構全体では一定の成績は上げているようにも報道されているところですが、音更町分で8件で18万というのは、意外と少ないなという気がするんですが、この8件というのはどういう、国保税であるとか町民税であるとか、その項目を教えていただきたいと思います。 9 ◯委員長(堀田幸一君)  中高参事。 10 ◯参事(中高 昇君)  8件の内訳でございますけれども、固定資産税が15万5,400円、ごめんなさい、町民税が15万5,400円です。固定資産税が7,700円、国民健康保険税が2万3,126円でございます。それぞれの件数につきましては、済みません、ちょっと今把握してございません。 11 ◯委員長(堀田幸一君)  ほかに。  竹中委員。 12 ◯委員(竹中政則君)  別冊で、不納欠損対象者内訳の中に、理由別ということで18条、町条例の18条だと思いますが、停止中、それから地方税法で15条の7の4と5ということで、4はたしか3年間継続して期間が消滅してとれなかったものと、それから、もう最初からとることのできなかったものが5項かと思いますけれども、こういう、ここに出ております133人、2億2千ですか、2億2千万ほどなんですけれども、この理由の判断、どういう判断で、これ、されているのか。  それから、停止中というのは、2カ月と30日があると思うんですが、基準日がいつなのか。この2点、ちょっとお伺いします。 13 ◯委員長(堀田幸一君)  竹中委員、歳入のときに再度お願い、どうでしょうか。いいですか、済みません。それじゃ、歳入のときに、再度またお願いします。  そのほかに。  なければ、高瀬委員。 14 ◯委員(高瀬博文君)  この中で、農村部で、それぞれ申告団体が3つあるわけですけれども、財政健全化5カ年計画の中で、町としても一本化になるように要請といいますか、一本化になることを前提としての話し合いを持っていただけるというふうに聞いておったわけですけれども、その話し合いの過程がどういうふうになっているか、お聞きしたいと思います。 15 ◯委員長(堀田幸一君)  黒島税務課長。 16 ◯税務課長(黒島 猛君)  これにつきましては、3団体が合理的な再編がなされますようにということで、春先に経営対策協議会の方が農協の方に再編の申し入れをしているというようなお話を伺っております。現在、具体的な方向性はまだいただいていないんでございますが、現在協議中ということで伺っております。 17 ◯委員長(堀田幸一君)  高瀬委員。 18 ◯委員(高瀬博文君)  この3団体の動きとは別に、両農協間での動きもあるような感じがするわけです。そういう中で、町としては、もしか、この3団体が統合といいますか、一本化されなければ、補助金を廃止するというような前提で来ていると思いますけれども、その辺のことは、今も変わりないというふうにお考えでしょうか。 19 ◯委員長(堀田幸一君)  黒島税務課長。 20 ◯税務課長(黒島 猛君)  合理的な再編がなされない場合におきましては、20年度をもって補助金を廃止するということは、3団体との間で確認はされております。 21 ◯委員長(堀田幸一君)  高瀬委員。 22 ◯委員(高瀬博文君)  そういう前提であろうということで始まっているわけですけれども、今、俗に言う品目横断の中では、もう全部その年じゃなくて、次の年に支払が起きるという形になりますので、当然、複式簿記、経営者としては複式簿記が当然の実態、状況になろうと思っているわけです。そういう意味で、一本化された中でも一つも問題が出ない状況であろうと思うわけです。そういう部分で、町としてもですね、いま一度、組織に対して働きかけを要望したいと思います。 23 ◯委員長(堀田幸一君)  要望としてですね。  宮村委員。 24 ◯委員(宮村 哲君)  今、高瀬委員の要望があったところです。基本的な考え方は、高瀬委員との、私も同一のところでありますけれども、前は事務的に木野農協でやっていましたね。そして音更農協というふうに変わってきて、それが当然一つでやらなきゃいかんことが、木野の分はどうもそんなふうに独立したというような話は聞いたんですけれども、それはどうですか。 25 ◯委員長(堀田幸一君)  黒島税務課長。 26 ◯税務課長(黒島 猛君)  御指摘のとおり、今年、木野農協の会員115人が退会をしております。脱会をしております。木野農協の方といいますか、この会員皆さんで任意の団体をつくって、申告に臨むというようなお話伺っております。 27 ◯委員長(堀田幸一君)  宮村委員。 28 ◯委員(宮村 哲君)  そういうことであればですね、やはり町としてもですね、いろいろなこれから事務的な通達、いろいろな面で指導しなきゃいけない立場なんだろうというふうに思っています。そういう中で、一層のひとつ努力を求めたいと思います。 29 ◯委員長(堀田幸一君)  ほかに。ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わりたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 30 ◯委員長(堀田幸一君)  異議なしと認めます。  したがって、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午前 9時43分) 31 ◯委員長(堀田幸一君)  説明員入れ替えのために、休憩します。 再開(午前 9時45分) 32 ◯委員長(堀田幸一君)  休憩前に引き続き、委員会を開きます。  次に、第5款、民生費を議題とします。  説明を求めます。  山川民生部長。 33 ◯民生部長(山川光雄君)  民生費につきまして、御説明をさせていただきます。  なお、主要な施策報告書につきましては6ページから13ページに記載がございますので、御参照のほど、よろしくお願いいたします。  それでは、1項、社会福祉費社会福祉総務費でございます。ここにおきましては、民生児童補導委員93人分、それから特別生活援護費385人、社会福祉協議会補助等の支出でございまして、特別生活援護費につきましては、世帯割を廃止させていただいてございます。また、社会福祉協議会補助につきましては、人件費の85%というようなことで補助率の見直しをさせていただいているところでございます。  次、85ページ、6ページになります。救命救急医療対策費負担金、これは厚生病院に対します負担金でございます。また、旧国保診療所の管理費、それから地域福祉基金の積立金等の支出がございます。  次に、2目の障害者福祉費でございます。平成18年10月から自立支援法の本格施行が行われているところでございまして、最初の障害福祉サービス介護給付費及び訓練等給付費につきましては、平成19年2月末現在で支給決定が165人となっているところでございます。それから、地域生活支援事業ということで、コミュニケーション事業等、ここに並べてございますメニューを実施したところでございます。それから、社会福祉法人等障害福祉サービス利用者負担額軽減対策費、これは12事業所に34人に対しまして軽減したところでございます。また、心身障害者の交通費助成でございますけれども、心身、腎臓、精神、いろいろございますけれども、これにつきましての交通費は、一部見直しをさせていただいたところでございますし、また、難治性疾患者通院障害児リハビリテーション通院につきましては、18年度から交通費の助成をしたところでございます。そのほか、晩成園、更葉園に対します施設補助を実施したところでございます。  次に、87ページ、88ページでございます。北十勝障害程度区分認定審査会ということで、審査員10人によります認定審査が17回行っているところでございまして、件数では119件、音更町分では95件となっているところでございます。また、障害福祉計画策定をいたしたところでございまして、委員20人に対する経費の支出でございます。  次に、3目の医療給付費でございますが、ここは乳幼児、老人、重度心身、ひとり親家庭の医療費の助成、それから、北海道後期高齢者医療広域連合の負担金でございます。これは準備委員会の負担金と連合の負担金というような二つに分かれてございますが、負担割合につきましては、均等割10%、高齢者人口割40%、それから、全人口割50%というような割合で負担をしているところでございます。  次に、4目の国民年金費でございますけれども、ここは年金相談員1名、その他事務費でございます。  次に、2項の高齢者福祉費、1目、高齢者福祉総務費でございます。高齢者顕彰281人、それから百歳慶賀は8人、それから老人クラブの補助、60クラブ4,942人ということでございますが、老人クラブにつきましては、一部補助金の見直しをさせていただいてございまして、平等割で5万1,500円、人員割で900円の補助をしたところでございます。そのほか、柏寿協会に対します施設補助等を実施したところでございます。  次に、2目の介護福祉費でございます。ここにつきましては、老人保護措置費54人分の措置費の支出でございます。次のページになりますが、移送サービス事業94人、そのほか、介護保険サービス利用者負担軽減対策、これは293人でございます。これにつきましても見直しをさせていただいたところでございます。なお、ここで昨年度載っておりました生きがいデイサービス、家族介護などにつきましては、介護特会の方に移行しているところでございます。  それから、3目の訪問看護費でございますけれども、ここはパートホームヘルパーの賃金、その他活動費でございます。  4目の支援センター等管理費につきましては、支援センターの管理費でございます。  5目の介護支援費につきましては、介護予防支援事業所運営費ということで、予防ケアプラン委託費441件の支出等が主なものでございます。なお、民間の在宅介護支援センターの運営費につきましては、介護特会の方で18年度からそのような会計としているところでございます。  次のページめくっていただきまして、91、92ページでございます。3項の児童福祉費、1目、児童福祉総務費でございますけれども、認可外保育施設運営費、3施設58人に対します補助を実施したところでございます。  2目の保育園費につきましては、保育園管理運営費589人、それから西保育園は103名、木野南保育園110名、宝来保育園146名の入所児童に対します委託費でございます。そのほか、鈴蘭保育園の改築事業で支出をしたところでございます。  次のページめくっていただきまして、3目のへき地保育所費でございますが、へき地保育所管理運営費109人の児童、園児、それから保育所運営委託費8カ所分の委託費等の支出でございます。  4目の学童保育所費につきましては、学童保育所運営委託、9カ所427人という児童の保育所の運営委託費、この支出でございます。  5目の児童手当費でございますが、児童手当の支出でございますが、18年度は拡大されまして、小学校4年生以上、小学校修了までの分が拡大されたところでございます。述べ5万2,486人に対します手当でございます。  次に、4項、保健衛生費、1目、保健衛生総務費でございますが、ここにつきましては嘱託医師の分、それから保健センターの管理費。次のページめくっていただきまして、十勝圏複合事務組合の負担金、高等看護学院の運営負担でありますが、負担金等の支出をしたところでございます。  2目の母子保健事業費につきましては、妊婦、乳幼児の健診等でございまして、そのほか不妊治療費の助成ということで、11人に助成をしたところでございます。  3目の成人保健事業費でございますが、ここは検診関係費でございます。ゆうゆう検診等、またがん検診でございます。そのほか、脳ドック検診を200人の対象で検診の助成をしたところでございます。また、感染症対策費では、インフルエンザの予防接種の助成でございまして、4,181人に実施したところでございます。  次に、5項の戸籍住民登録費、1目、戸籍住民登録管理費でございますが、これは戸籍住民基本台帳事務費等の経費の支出でございます。  97、98ページでございます。6項の環境保全費、1目、生活安全対策費でございますが、ここでは町民交通傷害保険で3,854人の交通傷害保険の加入実績でございます。また、請求件数につきましては15件あったところでございます。そのほか、行政区街路灯管理補助につきましては、84行政区、1,024灯に対します補助を実施したところでございます。  次に、2目の環境衛生費につきましては、火葬場の管理費、また生活環境づくり事業に対します支出をしたところでございます。
     3目の墓苑費につきましては、霊園維持管理費でございます。今、18年は企画墓地で10カ所、自由墓地で23区画の許可をしたところでございます。  次に、99ページから100ページでございます。4目の公害対策費につきましては、環境測定委託ということで、河川の環境測定委託を実施したところでございます。  5目の清掃費につきましては、十勝環境複合事務組合の負担金、そのほか、ごみ減量化対策リサイクル事業ということでございまして、資源ごみの回収に5台分の委託等が含まれてございます。そのほか、資源集団回収ということで94団体の資源集団に対します助成をいたしているところでございます。また、そのほか、電動生ごみ処理機の購入助成168台、コンポストの購入助成70基というようなことで助成をしたところでございます。  以上、民生費、雑駁な説明で大変申しわけございませんけれども、よろしく御審査のほどお願い申し上げます。 34 ◯委員長(堀田幸一君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  塩田委員。 35 ◯委員(塩田潤一君)  五、六点、ちょっと質問いたします。特に保育園費の関係で伺いたいと思います。日額臨時職の関係でございますが、平成17年度は決算額7,221万9,111円、平成18年度、8,311万7,312円になっております。これは17年、18年の差額が1千万円を超えているわけですね。これはどういう、増額になった要因についてお知らせを願いたい。  2点目、保育園管理運営費に絡んでのお話になるかと思いますが、常設保育園6カ所につきまして、人件費を含めた管理運営費を各保育園ごとに示していただきたい。  3番目、保育委託でございますけれども、音更西保育園の委託関係が、児童数の1人当たり70万2,866円、木野南保育園、1人当たり65万7,802円、宝来保育園80万2,899円になります。その場合、木野南と宝来の差が14万5,097円と、非常にこの委託費に対しての差が大き過ぎます。これらの要因についてお知らせを願いたい。  次に4点目、広域入所の関係でございますが、平成17年に1万1,100円、平成18年、26万8,548円、その差25万7,448円。広域入所の実態と、メリット性についてお知らせを願いたい。  5番目、不妊治療の関係でございますけれども、もう既に二、三年たっているかと思いますが、治療によって妊娠したケースがあるのかどうか、その辺、お聞かせ願いたい。  最後に、火葬場の関係でございますが、例年、私、いつもやっていまして、ただ聞くところによりますと、副町長が火葬場建設につきましては広域的なことで考えているようなお話を聞きますが、決算に絡んで、その点どのような構想を持っておられるのか、聞きたいと思います。  以上でございます。 36 ◯委員長(堀田幸一君)  小野事務長。 37 ◯保健センター事務長兼保健課長介護支援センター事務長(小野孝一君)  特定不妊治療の関係を説明させていただきます。今、妊娠した実態ですね、それにつきまして説明をさせていただきます。  16年の10月から、この不妊治療につきまして始まっておりますけれども、16年度につきましては1人の方が申し込みをされまして、1人の方が妊娠されております。それから、17年度につきましては5人でございます。実績では5人で、妊娠された方が4人。それから18年が11人の申請で5人と。それから、19年、今現在ですけれども、現在6人の方が申請されておりまして、3人というようなことで、23人の方が申し込みをされておりまして、妊娠された方というのが13人、約56.5%というような率になってございます。  以上でございます。 38 ◯委員長(堀田幸一君)  和田福祉課長。 39 ◯福祉課長(和田裕二君)  福祉課の部分についての御質問にお答えをさせていただきます。  最初に、保育園費における日額臨時職員の賃金差が17年から18年にかけ、約1千万円ほど伸びているという理由でございますけれども、保育園児が年々ふえております。そういう関係で、新採職員は採用していない関係上、その不足保育士についてはどうしても日額の職員に頼らざるを得ないというようなことで、平成18年度におきましては28人の臨時の保育士を採用していましたところ、平成18年においては35人ということで、7人伸びております。大体1人当たり百六、七十万かかりますので、大体この7人分が伸びた原因と考えております。  それから、2点目の常設保育園管理費でございますけれども、これにつきましては、町の全部の保育園の水熱光費、それから子供たちにかける保育園教材費が全部入っておりまして、その保育園ごとの、実は単価をそれぞれ、それぞれの項目ではわかるんですけれども、部分部分の保育ごとに分けておりませんので、これをつくるには少々というか、相当な時間をいただきたいなと思います。  それから、西保育園、木野南、宝来保育園、これは民間の保育園に移行した部分でありますけれども、これにつきましては委託費ということで、国の方から示されております保育単価をもって、実はその額をもって委託費としております。したがいまして、それぞれの保育所において定員数だとか、それから中で働いております保育士さんの経験年数だとか、それからそれぞれの保育園におられる年齢比の数によって、それぞれ計算をしていくようなことになります。例えば音更西保育園でございますけれども、3歳未満、音更保育園は2歳からですので、3歳未満、音更の場合は10万、1人当たり10万300円というのに対して、木野南は9万7,680円、それから宝来におきましては8万8,630円というようなことで、それぞれ単価が変わっております。3歳児におきましては、音更西が4万8,580円、木野南が4万7,670円、それから宝来につきましては3万8,620円、4歳児以上の以上児は金額が、4歳、5歳は同じですので、4歳以上児、音更西におきましては4万1,740円、木野南は4万1,080円、それから宝来は3万2,030円というような形で、それぞれ単価が違いますので、この数、入られている年齢によっての数を掛けていきますので、一概に平均単価というのは出てこないということで変わってまいります。  特に宝来におきましては、ゼロ歳児も実施しておりますので、ゼロ歳児の場合は宝来しかありませんけれども、このゼロ歳児につきましては、1人当たり15万5,550円、それから1歳、2歳児、これは木野南と、これは終わりましたですね、ゼロ歳児につきましては、そのような形になっておりますので、宝来の方はどうしても単価が上がってくるというような、一つの単価的な差が、このような結果にあらわれておりますので、決してどこどこの方が高いとか安いとかいうようなことではないと思っております。  それから、広域入所の関係でございますけれども、広域入所の制度につきましては、本来、町民につきましては音更町で保育することが原則になっております。ただ、そう言いながらも、その家庭においてどうしても音更で保育ができないという場合がございます。例えば就労先が帯広市の奥の方だったと。たまたまそこに近くに帯広市の保育所があるというような場合、その時間的な関係から、そちらの方が子供さん、また利用者にとって利便性が高い、また帯広市の方で受けていただけるというような状況が互いにそろえば、そのような形で、音更町の方で措置した形でその部分を、昔の場合ですと国からその部分のお金が来るんですけれども、そのお金をもって相手方の保育単価、その市で決めている保育単価の分を音更が市に払うと。そのかわり、保育料なんかはみんな町にもらうというような仕組みが広域入所でございます。  今年度の場合におきましては、幕別町の保育園で保育をお願いしております。原因といたしましては、お母さんがたまたま療養をしなければならないということで、お住まいが幕別町であったということで、子供さんを長期にわたり幕別町の方に連れて療養すると。療養する以上は、子供さんの面倒をなかなか見切れないというのが実態でございますので、この場合、町と、本人から町に相談があり、町が幕別と相談をして、幕別の方の保育所に余裕があるから大丈夫だよと言ってくれたらお願いをするというような形で、昨年の場合10月から12月の3カ月間、お1人を幕別町にお願いをしたというようなことになっております。メリットといたしましては、あくまでも利用者側の利用はしやすい、利便性が高い、そしてそれぞれ相当の理由が認められるという場合、それから市町村間において、その保育所を利用しても、相手の町村に迷惑がかからないというような双方の条件がそろって初めてできるというような仕組みになっておりますので、今年度、18年度においてはお1人が3カ月間、幕別町にお願いした分が26万8,548円であります。  以上であります。 40 ◯委員長(堀田幸一君)  藤井副町長。 41 ◯副町長(藤井 勉君)  火葬場の関係でございますけど、個人的な話も出ましたので、私の方からコメント、答弁をさせていただきますけれども、広域的な利用というような話でございますけれども、今、十勝町村会の副町長会でですね、十勝町村あり方のグランドデザインの小委員会というのをつくって、今論議をさせていただいておりますけれども、その中の広域行政の項目の一つに、火葬場というものが入っております。まだ最終的なまとめになっておりませんが、その話の中では、距離的なものとか、更新時の関係だとか、いろいろ話をしているところですけれども、なかなか近隣同士が、うまく合っていないというようなこともございます。地域によっては、ちょうどうまく合って、3町ぐらいが行くんでないかというような話のところもございますけれども、特に本町中心としては、なかなか近隣町村と建設年度といいますか、更新時がなかなか符合しないということと、やはり距離的なものの関係が障害になっているといいますか、そんなところで、本町の場合は非常に難しいものがあるのかなと。広域でやる町村によっては、その場所的なものもいろいろと問題といいますか、出てくるというようなことも考え合わせると、本町の場合は非常に難しいところがあるのかなというふうに、今時点では考えております。 42 ◯委員長(堀田幸一君)  塩田委員。 43 ◯委員(塩田潤一君)  それでは、日額臨時職の関係でございますけれども、先ほどの御説明では、大体1人当たり70万ぐらい、総額70万としましてもね、7人として、500万程度でございますね。あと500万はどのようになっているのか。その点お聞かせ願いたい。  それから、2番目の各保育園ごとの関係については、後日で結構でございます。1日にでもいただければありがたいなと思っています。  それから、3番目ですね、差が、何か先ほどの説明を聞きますと、0歳児のほかはほとんど宝来が安い形になっていますから、なぜこんなに14万5千円の差があるのかと。それはいろいろあると思いますよ。保育の仕方によって、児童の年齢だとか、いろいろとあると思いますけれどもね、でき得ればやっぱり委託費というのは、多少の差は出てくると思いますけど、やはり余りに14万も、1人当たりですよ、1人当たり14万5千円の開きがあるんですよ。これはやっぱり開き過ぎていると思うんですよ。私はこの辺、委託をする時点で、やはりもう少し精査する必要性があるんじゃないかと、私はそのように思います。  それから、広域の入所の関係でございますけれども、これは音更でも受け入れているケースはあるんですか。その点、お聞かせ願いたい。  その次、不妊治療費の関係でございますが、大変立派な数字を残していただいて、ありがたいなと思っております。今後も一生懸命頑張っていただきたいなと思っています。  それから、火葬場の関係でございますけれども、これについては広域でやっておられるようですけど、私は基本的に建設場所の問題が出てくるだろうと思うし、やはり火葬時間等の問題も出て、調整が難しいんじゃないかなと。でき得れば、私は単独で音更町ももう市になろうとする数字に、人口になってきているわけでございますから、私はでき得れば単独、独自というんですか、この音更町で建設していただくことが、この建設場所や何かのトラブルがないのではないかと、そのように思います。これは意見として述べておきます。 44 ◯委員長(堀田幸一君)  和田福祉課長。 45 ◯福祉課長(和田裕二君)  先ほどの、ちょっと発音が悪くて申しわけございませんでした。大体日額臨時職員、年間が約160万から170万でございますので、ただ、そこに休み等入りますと、日額消されますので、大体この部分がここにあらわれているものだと。申しわけございませんでした。  それから、常設保育の関係につきましては、1日の日まで、資料化をして御説明をしたいと思います。(「委員長がまだ資料要求を」の声あり)いや、私の方で資料化をして……、違うんですか、済みません。したら、今のは取り消します。申しわけございません。  それから、宝来の関係でございますけれども、なぜ宝来が安いのかということで、一番大きな原因としましては、(「高い」の声あり)西保育園も……、いや、高い。西保育園も、それから宝来でなくて木野南も、実は90人定員に対して、宝来は120定員というような形で、その定員数において、とりあえず保育、1日の単価は、数の多い方が漸減するような形になっておりますので、どうしてもこの部分につきましては宝来の方が1日の単価は安くなる。ただし、入っているお子さんの数が多いので、全体の部分としてはふえるというような仕組みになっています。  また、特に一番大きな原因といたしましては、やはりゼロ、1歳児という方がお1人、先ほど申しましたとおり、15万5,500円でございますので、この方が宝来、4人入って、18年度で4人入っております。そうしますと、そのゼロ歳児だけで1カ月当たり約四五、20ですから六十二、三万多くなります。これが年間12回分でございますので、行きますと700何十万も、ゼロ歳児だけでふえてくるというような形で、私どもとしては、その均衡を図るために、今の委託料の考え方といたしましては、国の方でお1人当たりにかかる保育単価、それぞれゼロ歳児から5歳児までのが示されております。この単価を入所時に乗じて、掛けていきます。その合計額で委託をするということですので。  ただ、その中に、先ほど御説明漏れてまことに申しわけないと思います。そのほかに、先ほど言いました保育士の年齢に応じて加算率が、実は変わってまいります。というのは、保育士さんが長くおられると給料がやはり若い人と、それから経験によって変わってまいりますので、その給料の差額をですね、一部補てんするような形で、ちょっと年齢児ごとの、経験年数はちょっと持ち合わせてはいないんですけれども、最高で音更西さんの方が一番歴史がありまして、給料の保育単価に大体12%くらい余計に加算される場合があるというようなことであります。それから、一番低い宝来さんの場合は、8%というような形で、いろいろな部分で要素で、その乗じ方といいますか、その実態において保育の委託料の計算がさまざま変わってまいります。  したがいまして、基本としては、国が過去において保育措置費と言われた時代がありました。その措置費を今、交付金の形で来ているんですけれども、その計算の方法をもって、それぞれの保育所に委託しておりますので、一概、平均的にやりますと、1人当たりの単価は変わりますけれども、分解をしていきますと、決して不平等なとか、均衡をとっていないというようなことではないと考えております。ちょっとわかりづらい説明、申しわけないんですけれども、あくまでもそれぞれ同じ条件の単価を掛けて、それぞれの人数に応じた中での合計額ということでしておりますので、わかりづらい説明で申しわけないんですけれども、これについては御理解を賜りたいと存じます。  それから、音更の方で受けたケースがあるかということでありますけれども、御承知のとおり、音更はその待機の問題でも長年、なかなかあきがない町なものですから、申し込みがあってもできないという例が多ございます。ただ、今、担当が申しますと、過去にお1人おられたというようなことで、多分音更市街等かなと、受けれる場所が。木野市街では多分無理だったろうというような状況にありますので、よろしくお願いいたします。 46 ◯委員長(堀田幸一君)  塩田委員。 47 ◯委員(塩田潤一君)  委員長にお願いあります。先ほどの子供の件で。 48 ◯委員長(堀田幸一君)  それではですね、ちょっとお待ちください。  塩田委員に、私の方からお伺いしますけれども、先ほどの6カ所の委託関係について、最後の総括質疑のときでいいのか、あるいは、その辺についてはどうでしょうか。 49 ◯委員(塩田潤一君)  1日というのは、総括質疑でしたいと思いますので、2番目は。 50 ◯委員長(堀田幸一君)  そうすると、先ほどの1日にというのは、取り消しということでよろしゅうございます。 51 ◯委員(塩田潤一君)  いえ、できれば早めに資料欲しいものですから、資料要求はしたいんです。 52 ◯委員長(堀田幸一君)  はい、わかりました。そうしたら、お諮りします。ただいま塩田委員から、常設6カ所の委託関係についての資料要求がありましたが、本委員会としては要求することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 53 ◯委員長(堀田幸一君)  異議なしということで、認めさせていただきます。  したがって、資料要求することに決定しました。  塩田委員。 54 ◯委員(塩田潤一君)  最後にします。どうしても保育委託の関係が、ちょっと納得いかないんですね。これ、それじゃ、その保育士さんの年齢が高ければ、あれですか、その部分は給料の部分がやはり上積みしてあげないとだめだというシステムなんですか。委託をするということは、大体平均値で、児童の保育の年齢だとか時間とかというのは参考にしなきゃなりませんけれども、保育士の部分については、平均値でいいんじゃないかと僕は思うんですけれども。  その点だけ、最後に聞いて終わります。 55 ◯委員長(堀田幸一君)  山川民生部長。 56 ◯民生部長(山川光雄君)  基本的には、国の措置費の、算定基礎に基づいて委託する場合も、その金額で委託するということになってございまして、本町で実施しております保育所の、常設保育所の運営費も、国と道から国と道の負担金をいただいてございます。その計算根拠をもとにして、委託費も出しているということでございますので、町の方でそういった数字をつくってやっているんじゃなくて、国の委託費をもらう計算根拠と同じ根拠で委託するということでございますので。委託契約はですね、国の措置費の算定基礎に基づいて、その委託費を委託料としてお支払いするという契約になっておりますので。よろしいでしょうか。 57 ◯委員(塩田潤一君)  後でまた別に聞きます。いいです。 58 ◯委員長(堀田幸一君)  ほかに。  山川委員。 59 ◯委員(山川秀正君)  今の塩田委員のやりとりの部分で、ちょっと関連する部分もあるんですけれども、まず1点目、保育士さんの関係の身分ですけれども、日額臨時と月額臨時と両方いらっしゃると。決算参考資料等々の社会保険料等の内訳を見ても、日額臨時37人、月額臨時16人という格好、形に18年度なっていたようですけれども、この日額臨時と月額臨時の違い等々、どこがどういうふうに違うのか。仕事の内容も含めて、是非お知らせを願いたいなというふうに思います。これが1点です。  それから、2点目といたしまして、総務費の中で住基ネットの管理費出ていましたけれども、ICカード、それから住民票等々の広域交付ですか、この18年度の実績がどのようになっているのか、この点についてもお願いをしたいと思います。  とりあえず、今、その2点について。  それからもう1点、保育所の関係で、これも鈴蘭保育園の改築事業1億9,700万何がし出ているんですけれども、鈴蘭保育園は民設民営ということですので、是非もう一度民設民営の定義をお願いをしたいと思います。  以上3点、お願いします。 60 ◯委員長(堀田幸一君)  和田福祉課長。 61 ◯福祉課長(和田裕二君)  最初に、日額と月額の関係でございますけれども、町の保育所運営において、常設保育園、要は町が市街地で行っている常設保育園がございます。それから、へき地の各地域に7カ所のへき地保育所を設置しております。そうした中で、常設保育園につきましては、多数の中での保育、保育所はたくさんおられるという、いろいろなこともございまして、それから変動するというようなこともございまして、毎年。今のところ、日額保育士さんを採用させていただいて、その年の保育園児、または障害児等の数だとかを勘案しながら、日額保育士さんを採用しているというような形にしております。  対して、月額につきましては、へき地保育所の保育士さんでございます。へき地保育所には、一応原則2人というようなことで、これはへき地は町の保育、法律の保育所ではございませんけれども、一応、そこの基準、最低保育所には2人の保育士を配置しなきゃならんということで、どうしてもへき地の場合、保育士さんを確保できない場合は資格のない方でもお1人はいいよとか、いろいろございますけれども、町といたしましては、やはりそういう資格がある方にお願いをしたいということで、勤務地の条件など、それからお二人というようなことを考えまして、へき地におきましては月額保育士さんというような形で、今のところ運営を行っております。  それから、民設民営という考え方でございますけれども、民設民営という言葉が適当かどうかというのは、私もちょっとよくわからんところはございますけれども、従前、公設民営化ということが、よく言葉にありました。公設民営化というのは、建物が公のものを使って、経営が民間が行うというのが公設民営化の保育所であります。  ただ、この公設民営化の中にも、その保育所の建物は今までどおり公設のものをお貸しすると。これは変わりません。ただ、経営の中で認可がどちらにあるかということで、その民営化の方法として、皆さんも御承知かと思いますけれども、木野南につきましては保育委託ということで、認可は音更町が持っていて、保育の部分を委託をしたと。これも公設民営化でございます。
     それから、もう一つの公設民営化としましては、今の木野南のように、経営も自分で厚労省の認可をとって、私経営の保育所として運営をします。ただ、建物は従前として町の部分を借りておりますというのが、公設民営化。この2つの方法があります。  対して、鈴蘭につきましては、建物も、それから経営も、ともに自分の、自前のものになっております。この辺が、西保育園のような形で、私立保育園というような形で経営を、19年度はされているというようなことで、公設と民設というのはわかりづらいところもございますけれども、要は公設民営化というのは、建物の所有者は自治体にある。民設というのは、建物も自分のものであるという形で考えるのがわかりやすいのかなというぐあいになります。  以上であります。 62 ◯委員長(堀田幸一君)  高士保険課長。 63 ◯住民保険課長(高士和久君)  住民基本台帳カードの交付の関係でございますけれども、まずカード交付、18年度の住民基本台帳の交付状況につきましては36枚で、今まで累計にしますと141枚ということになってございます。  それから、住民票の交付関係でございます。町民以外の方に本町で住民票の写しを交付したケースにつきましては、18年度で6件、累計しますと79件ということになっております。また、他町村からの方に対して、本町で住民票の写しの交付要求があったという件数につきましては、11件、累計で61件ということになってございます。  また、公的個人認証サービスの状況でございますけれども、電子証明書等の発行件数につきましては、18年度では18枚、18件。累計にしまして57件ということになってございます。  参考としまして、カード交付につきまして、普及率といいますか、人口の割合からしますと、18年度は141件、141枚でございまして、18年度末現在で0.322%の普及率といいますか、交付率というような状況になっています。  以上でございます。 64 ◯委員長(堀田幸一君)  山川委員。 65 ◯委員(山川秀正君)  まず1点目、日額臨時と月額臨時の保育士さんの関係ですけれども、今の説明を聞いていますと、常設保育所は日額臨時を雇用していると。当然、正職員の保育士さんもいらっしゃるんだと思うんですけれども、ということは月額臨時の保育士さんは常設の保育所には1人も勤めていらっしゃらないというふうに理解してよろしいのかどうか。  それから、以前、決算だと思うんですけれども、保育士さんについては将来的には日額化したいんだという話をお聞きしたことがあるんですけれども、当面、とりあえずへき地保育士については月額で行っているということなんですけれども、将来ともへき地保育所の保育士さんについては月額臨時という形での身分保障を続けるのかという部分と、へき地保育所の場合、何と言いますか、保育士さんの入れかえといいますか、月額臨時、それから日額臨時という部分で、勤務年数等々に制限を加えているのかどうか、この点についてもお聞きをしたいと思います。  それから、保育所の関係の部分で、今の民設民営の説明、非常に私もそういう話だと理解、非常にわかりやすいんですけれども、鈴蘭保育所は民設民営ですと。建物も民間のものですと。だけど建設費1億9,737万2千円、改築事業ですよね。町が建ててますよね、当然。これが民間のものになるということなんですか、ということは。鈴蘭保育園については、町がお金を出して建てるけれども、施設もみんな登記上は全部運営しているのが大谷菩提樹会ですから、そこの法人が登記をしているというふうに理解していいのかどうか。この点についてお願いをします。  それから、ICカード、毎年、実は去年も聞いて、交付枚数、去年も実はこれとほとんど変わらない実態の数字だったと思うんですけれども、カード交付39枚、累計105枚ですから、これに36枚足すと、ああ累計が合っているなと思って、安心して聞いていたんですけれども。いずれにしても、残念ながら0.32%、こういう現状の内容であるということは、やっぱり私は本当にこの制度が必要かどうかという、そこまでやっぱり検討する、今、財政健全化、お金を倹約する、そういう状況の中で、いろいろな町民の皆さんに対しても負担も求めていると。そういう状況があって、片方ではなかなか利用頻度的にいえば、ほとんどもう1%にも満たない利用頻度のものが、年間、それこそ1千万円を超えるお金、支出されている。確かに国からのといいますか、全体のシステムだから、1つの自治体だけが参加をしないということになるのか、ならないのか、当然、発足当初、参加をしない自治体が、今どうなっているかという部分、私も掌握はしていないんですけれども、そういった点は検討する値、私はあるんでないかというふうに思うんですけれども、その点についても御答弁お願いします。 66 ◯委員長(堀田幸一君)  山川部長。 67 ◯民生部長(山川光雄君)  保育士の日額、月額の関係でございますけれども、常設には月額はおりません。それから、将来的な話をいただきましたけれども、へき地保育所につきましては月額でこれからもやっていきたいというふうに考えております。  それから、年齢制限の関係でございますけれども、月額につきましては5年間ということでございまして、年齢は50歳までというようなことでやってございます。それから、日額は一応3年ということでやってございます。  それから、鈴蘭の関係につきましては、登記は法人でございます。建設費の借り入れ等も法人で実施しているというようなことでございます。  それから、住基ネットの関係でございますけれども、今説明させていただきましたのは本町の窓口の住基ネットの利用ということでございますけれども、このほかに国や道との、道がこの住基ネットでいろいろな事務をしてございますので、そういった要素もあるということで御理解をいただきたいなというふうに思っております。  今後、必要かどうかというお話でございますけれども、利用は確かに低いというような状況ではございますけれども、今後におきましても、この住基ネットというのは活用されていくものというふうに思っておりますので、本町としては今までどおり実施をしてまいりたいというふうな考え方を持っております。 68 ◯委員長(堀田幸一君)  山川委員。 69 ◯委員(山川秀正君)  保育士さんですけれども、月額が5年間、日額は3年間。当然、保護者の皆さんは保育の向上を望んで、質的な向上を望んでいるという、そういう状況の中で、常設の場合は3年、日額臨時3年間ですから、3年後には違う人というふうに考えざるを得ないのかな。その3年間勤めた人が、ほかの常設保育所へ回るということは、当然ないわけですから、そういった点を考えたときに、保育の質の向上という部分でどうなのか。そこには何の心配もないのか。今、常設の保育所6カ所ありますけれども、そこの園長さん等々はベテランの保育士さんやっていらっしゃる、職員の人、やっていらっしゃると思うんですけれども、当然、その人だって毎年1つずつ年齢重ねておりますから、近い将来退職、こういうことだって視野に入ってきていると思うんですけれども、そういう状況のときに、常設の保育所の運営、例えばそこの園長さんにはどういう人を配置しようとしているのか。そういう人事管理といいますか、そこら辺についてどういう、保育の質的向上という部分も含めて、どういうお考えをお持ちなのか、この点についてお伺いをしたいというふうに思います。  それから、ICカードの部分ですけれども、ほかの利用もあるんだと、国や道からのほかの情報等々の利用もあるから、この部分だけではないよということなんですけれども、毎年そういう禅問答みたいに、毎年そんな話を聞いているんですけれども、残念ながらその部分の活用というのは、ほかの部分といったら、例えば具体的に今の現状の中で何があるのか。ほかの部分があるという具体的な内容について、是非お知らせ願いたいし、私は検討に値する。それこそ費用対効果、監査指摘等々の中でもね、最小の経費で最大の効果を上げるという、そういう指摘もされている。そういう状況の中で、これがそういう事業に値するかどうかというのは、私は検討の余地があるのではないかなと思うんですけれども、その点について、これはもう1回答弁といっても、なかなか変わらないのであれば、是非国、道とのかかわりの中で住基ネットシステムがどういう情報交換等々の中で、どういう仕事をされているのか、この点について、2点についてお願いをしたいと思います。 休憩(午前10時45分) 70 ◯委員長(堀田幸一君)  今、山川委員の質問出たところでありますが、そのほかにまだ質問者がいると思いますので、ここで10分程度休憩したいと思います。再開を、そこの室内の時計で55分としたいと思います。 再開(午前10時58分) 71 ◯委員長(堀田幸一君)  休憩前に引き続き、委員会を開きます。  山川部長。 72 ◯民生部長(山川光雄君)  臨時保育士による保育で、質の向上が心配ないのかというような御質問だったと思います。臨時保育士を入れまして、今の職員と一緒になって保育所の運営をさせていただいております。そういった意味からいきますと、正職員と臨時職員とうまく連携をとって保育をしているという現状というふうに私は理解をしているところでございますけれども、臨時保育士の方は、確かに学校卒業した方も入っておられますから、そういった面では職員の方で目をきかせていただいて、そして保育所の保育をしていただくというような形で、今現在実施しているところでございますので、御理解を賜りたいと存じます。  また、園長の配置につきましては、これは人事の問題もありますけれども、それぞれ年数等なども考慮いたしまして、園長の配置をさせていただいているところでございます。  以上でございます。 73 ◯委員長(堀田幸一君)  高士課長。 74 ◯住民保険課長(高士和久君)  住基ネットの利用状況でございます。国等、国また道等の利用状況でございますけれども、今行われておりますのは旅券の発給申請の際、また厚生年金、国民年金の現況届、これは今まで窓口で市町村の承認を受けておりましたけれども、これについては18年の12月の現況届から不必要になったというふうなことでございます。また、恩給共済年金の支給の際だとか、あと司法試験、また建設業法等による技術検定の実施の際に住民票の添付が、これで不必要になったというような状況でございます。  また今後等については、厚生年金、国民年金等における被保険者等の住所変更、届け出に活用を検討しているというような状況であります。また、労災障害補償年金の支給事務についても、この利用について検討しているというような状況でございます。  以上でございます。 75 ◯委員長(堀田幸一君)  山川委員。 76 ◯委員(山川秀正君)  保育士さんの関係ですけれども、臨時だからだめだというんでなくて、3年、5年というふうに制約を設けて雇用している。だから将来不安ないんですかという話なんですね。それで、ちょっと私の意図した質問に答えていただいてないといいますか、園長さんについて、そうやって今はいいんですけれども、だから将来どうなんだという部分が一切お答えなかったんですけれども、今、そうしたら、常設の保育所に正職員の保育士さん、何人いらっしゃるのか。この点について、お伺いをしたいと思います。  それから、先ほどちょっと鈴蘭保育園の問題、忘れたんですけれども、建設費用等も法人の方で、社会福祉法人の方で負担をしてということなんですけれども、音更町も当然、ここの予算にあるお金を出しているわけですから、実際の建設総費用、それ等々、法人が借り入れ等を行っているということなんですけれども、そこら辺の金額をお示しいただけたらというふうに思います。  以上よろしくお願いします。 77 ◯委員長(堀田幸一君)  山川部長。 78 ◯民生部長(山川光雄君)  3年ということでいいのかというような御質問でございます。これにつきましては、一応3年ということで切らさせていただいておりますけれども、臨時保育士さんの採用、求職というんですか、その職というようなものもあろうかとは思いますけれども、一応役場の事務の方も、ある程度年数を切らせていただいているというようなことで、保育所、保育士につきましても年数を切らさせていただいていると。これをずっと続けるということではなくて、一応、そういうような年数を制限させていただいているというのが、役場全体の臨時職員の考え方等もございまして、そのような形にさせていただいて。契約は1年ですけれども、2回更新を認めているというような状況でございます。  それから、この臨時保育士を入れることにつきましては、前にも一度御質問をいただいたと思いますけれども、やはり保育所の経営、運営経営、こういったことも考慮しながら、臨時職員の採用をもって保育所経営をさせていただいているということで御理解をいただきたいと存じます。  また、園長でございますけれども、今30名、保育士は28名おります。そのほかにことばの教室でありますとか、母子通だとか、そういったところにおりますので、大体35名ぐらいいると思いますけれども、その園長の退職年齢と、退職の時期ということではないかとは思いますけれども、2年、あと3年、4年ぐらいになりますと、今の園長の方々の退職年齢に来るというようなことでありますけれども、またそのほか、全体35名ぐらいおりますから、そういったことで今のところは特にその問題についてはクリアできるものというふうに考えております。 79 ◯委員長(堀田幸一君)  山川部長。 80 ◯民生部長(山川光雄君)  鈴蘭保育所の建設費でございますが、2億8,764万2千円ということでございます。国の補助、8,084万8千円、それから町の単年度補助、4,042万4千円、それから法人が負担する分、単年度で負担するもの1,500万円、それから法人が借り入れしました金額1億5,137万円ということで、これにつきましては町の債務負担という形でございます。 81 ◯委員長(堀田幸一君)  山川委員。 82 ◯委員(山川秀正君)  最後にしたいと思います。  それで、保育士さんの問題ですけれども、当然、実は私、以前にも図書館司書の問題で御指摘したこともあるんですけれども、そういう専門職、事務職だからいいということじゃなくて、専門職なんて特にですけれども、そういった長年の経験、積み重ねがよりよい仕事になっていくというふうに私は理解しているんですけれども、そういった点で、こういう形、私はどう考えても、やっぱり不自然だというふうに考えているんですけれども。  最後にちょっと、なかなか将来展望という部分で、人事管理の部分の将来展望という部分、なかなか答弁がないので、最後にお聞きをしたいと思いますけれども、正職員の保育士さん35人いらっしゃるそうですけれども、一番若い方の年齢だけ教えてください。それで終わりにしたいと思います。 83 ◯委員長(堀田幸一君)  山川部長。 84 ◯民生部長(山川光雄君)  はっきりした、ちょっと数字持ってきてないですけど、約三十二、三歳の保育士が一番若いと思っております。 85 ◯委員長(堀田幸一君)  いいですか。  そのほかに。  高瀬委員。 86 ◯委員(高瀬博文君)  北十勝障害程度区分認定審査についてお伺いをします。  これは会として17回開催して、その件数が119件というふうにお伺いしたんですけれども、そのうち、町内の方が95件というお話がありましたけれども、あと24件あるわけです。これは、認定の審査会自体に対して問題を言っているのではなくて、この障害程度区分の調書を取るのに職員の方が行っているというふうに理解しているわけですけれども、町内以外の方の出向先を含めて、お話をいただきたいと思います。 87 ◯委員長(堀田幸一君)  和田課長。 88 ◯福祉課長(和田裕二君)  認定審査会でございますけれども、平成18年の10月からの自立支援法の本格実施ということに合わせて、平成18年5月の30日に、実は北十勝障害程度区分認定審査会というのを立ち上げております。これは北十勝ということで、本町を初め、士幌、上士幌、鹿追という4町で構成をしております。そして委員さんにおかれましては、先ほど部長から御説明ありましたとおり10名、これを2班に分けて5名体制で審査に当たっております。  始めたのが、調書等が出そろって始めたのが7月の25日から始め、9月中に17回、119件を審査いたしました。うち95名というのは、これは本町分で、あとの残りにつきましては、士幌、上士幌、鹿追町さんの分ということで、それぞれの町村、町の職員が当該町民の審査といいますか、調書をつくって、ここで一緒に審議するようになっておりますので、合わせて審査をし、合計で119件の審査を行ったということでございますので、御理解をよろしくお願いします。 89 ◯委員長(堀田幸一君)  高瀬委員。 90 ◯委員(高瀬博文君)  そういうことでしたら、例えば、本町の方が岩見沢ですとか旭川の施設に入られている場合、そういう場合は町職員が出向いていないというふうに理解してよろしいですか。 91 ◯委員長(堀田幸一君)  和田課長。 92 ◯福祉課長(和田裕二君)  町外、町内に在住していない施設利用者が、今の主な該当をされる方だろうと思います。今のところ、法律では当該町民においては、その町が審査を行うというぐあいに決まっております。それで、施設入所の場合、実は住民票がその施設に移ったといたしましても、実は住所地特例ということで、本来音更町の町民がそのようなところへ行っていろいろなサービスといいますか、訓練といいますか、そういうものを受けるということで、極端に言えば音更町からその町にお願いをしているという、施設のところにお願いをしているというような仕組みになっておりますので、当該町民でありますので、変な話、道内でも道外でも、今のところ、うちの職員がそこに行って本人にお会いして、またそこでいろいろな御指導、お世話をいただいている方々から、その状態をお聞きして、そして持ち帰ってきて、本審査会において障害区分を決めていただくというようなことで、私も何かいい方法はないのかなと、来て、そう思いながらも、今のところその方法しかなく、全道でも職員がそのようにやっておりますので、うちの町におきましても道内、ことし4回出て、旭川等に出向いて審査をしているというのが実態でございます。 93 ◯委員長(堀田幸一君)  高瀬委員。 94 ◯委員(高瀬博文君)  そうしましたら、その旭川等ですか、4回を含め、何か聞くところによると道外の方もいらっしゃって、そこにも行ったというふうに聞こえてくるんですけれども、その音更町の職員の方が出向いたという中での旅費の総額ですか、その4回を含めて、道外も含めて、それの旅費と、あとその金額はどこに計上されているのかをお聞きしたい。 95 ◯委員長(堀田幸一君)
     和田課長。 96 ◯福祉課長(和田裕二君)  今お話のありましたとおり、最高遠いところで福井県が、今お聞きしました。申しわけございません。担当が福井県まで行ったというようなお話があります。かかる旅費は当該障害福祉費の中のところで、旅費の中で措置をしております。その費用について、今のところ、介護、障害福祉サービス給付費の中の、それぞれルール分がございますけれども、その中で反映はされていないということで、今のところ町がこの部分を出していると。  ただ、交付税の中では、一般福祉費みたいな形で、1人当たり、人口1人当たり何ぼと来ている関係上、全部が町が持ち出しかどうかというのは、ちょっと難しいところありますけれども、そのような形で予算措置をしていっております。(「金額は」の声あり)ここにある39万4,240円がかかっていったと。86ページの中の、障害福祉費の中の9番、旅費というのがございます。18年度中、福井はことしありませんけれども、この中の39万4,240円の中に、道内に出ていった分等が含まれております。ただ、全部かといいますと、このほかに研修費等もございますので、それだけを抽出するとなると、少し時間をいただければ、審査にかかった旅費は計算ができます。  よろしいですか。 97 ◯委員長(堀田幸一君)  高瀬委員。 98 ◯委員(高瀬博文君)  福井県、確かに本町の方がお世話になっているという論理ではわかるんですけれども、最低限、それは管内の話で、道内ということになれば、ある程度相手方にお願いするなり、何かの方法があると思うんですけれども、今後の対応策、改善策があればお聞かせをいただきたいと思います。 99 ◯委員長(堀田幸一君)  和田課長。 100 ◯福祉課長(和田裕二君)  ただいま申し上げましたとおり、現在、審査につきましては職員が当たっております。ただ、介護保険等でもございますとおり、それぞれの審査できる民間のところもございますので、必ずしも町が全部をしなきゃならんというようなことにはなっておりません。ただ、始まって間もないということもございまして、まだ民間が、私たちが期待するところまで行っていないというような判断がございますから、今は町でやっておりますけれども、将来的にこのままというのではなく、しかるべき時期においては、その辺を見きわめて研究はしていきたいというぐあいに考えております。 101 ◯委員長(堀田幸一君)  高瀬委員。 102 ◯委員(高瀬博文君)  研究していただくということなんですけれども、最後に、この認定審査、委員会の中で、そういう論議は出ないものでしょうか。最後に、それだけお伺いします。 103 ◯委員長(堀田幸一君)  和田課長。 104 ◯福祉課長(和田裕二君)  申しわけございません、せきが出まして。審査会におきましては、事務的なお話は出てまいりません。本務がその人の障害程度が幾らかということを審査する機関でございますので、審査人の方から、もっと合理的とか、もっとでなくて、逆にその審査の内容について調査した担当者の説明が求められるという方が、というのが実態でございます。そういうことで、今、確かに私も最初申し上げたとおり、なかなか大変な仕組みだなというのは実感しております。ただ、周りの環境との関係もございますので、その辺は先ほど申し上げましたとおり、その辺を見きわめながら、どこかの段階で、どうかわかりませんけど、研究は必ず続けてまいりたいというぐあいに考えております。  以上でございます。 105 ◯委員長(堀田幸一君)  そのほかに。  佐藤委員。 106 ◯委員(佐藤和也君)  2点ほど、お伺いしたいと思います。  1点目は、障害者福祉費の補装具給付費なんですけれども、先日の書類審査のときに見させていただきまして、義足とかそういうのを見まして、結構高いんだな、大変だなということと、それからその業者が釧路とか札幌ということで、やっぱり専門的な業者じゃないからできないんだなということを改めて実感したところなんですけれども。その際に、同じところにたしか紙おむつというのがあったように思うんですけれども、これは、それもやっぱり見ましたら、私、全部点検できなかったものですから、それでも業者の、2つの業者といいますか、そういうところからの分がありました。これは何か特別な紙おむつなのかどうなのか。実態として、その給付のときに、どのような形でされているのか、それをまずお伺いしたいなと思います。  それからもう1点は、ごみの処理対策ということで、これは説明をお伺いしたいということで、私の勉強かなと。資源の集団回収ということで94団体で回収量が1,146トンと。たしかこれはキロ幾らとかということで、奨励費というんでしたっけ、出して、例えばよく子供会であったり老人会がそれをもとに活動をする手助けになっているというように理解しているんですけれども、それともう一つは、資源ごみ収集ということでやっていますよね。ここに施策報告書の方にも、品目を分けてあるんですけれども、集団回収で1,146トンで、こちらの資源ごみ収集で、ざっとの計算ですけれども、2千何トンということで、その意味では集団回収が結構といいますか、相当多いんだなというふうに理解したんですが。  お伺いしたいのは、資源ごみを集団回収したときにお金を払って、さらにそれを業者に集めた方は売り渡してという部分と、自前というか、町が資源を収集しているというところで、コストをかけて収集して、それを資源としてどういうふうになっているのかわかりませんけれども、どれが、どの方法が町にとって得というか、いい方法なのか。その辺の説明、お伺いしたい。といいますのは、とみに最近、去年あたりからか、例えば資源回収の日、資源のその回収のごみの日になりますと、町ではなくて、全く別の軽トラか何かで乗りつけてきて、何か積んで行ってしまうのをよく見るんですね。例えば集団資源の子供会だよということで出していた、集めに来る前に違う人が来て持っていってしまうというようなことで、ある意味では、もとになるものが高く売れる状態なんだなというふうに思うんですけれども、そのことが例えば子供会その他のところからすると、自分たちが集めようと思っていた分がなくなって、その分減ってしまう部分、町としてそれがどうなのか。例えば町として、本来集めることによってほかの部分を回収する部分だったのかどうか。  ニュース等で見ますと、どこだかの自治体がそれを計算したところ、年間何百万になるので、困るということで条例までつくって、そういうものを禁止しようというようなこともあったということも聞いていますし、また、町のごみ収集に出したつもりなのが、ほかの方が持っていくということで、非常にプライバシーその他考えて、問題じゃないかということでクレームの電話がかかってくるとかいうことも聞いているんですけれども、本町としては、その辺どのようになっているのかお伺いしたいということです。 107 ◯委員長(堀田幸一君)  和田課長。 108 ◯福祉課長(和田裕二君)  1点目の紙おむつの点でございますけれども、補装具等につきましては、御承知のとおり、短下肢装具だとか義肢、義足、車いす、またストマ、紙おむつというようなものが多く補装具で給付をしております。うち、紙おむつにつきましては……、その前にですね、これらの給付する場合に、町にその給付をというか、請求といいますか、登録をまずしてもらう。支給するというか、提供するところの業者に登録が、町にまず必要になります。それで、先ほどの紙おむつの件でありますけれども、その2業者については町に登録をされた方というような業者になっております。  ただ、この紙おむつにつきましては、本来ストマをご利用であったという方が、何かの事情でストマが使えなくなったといった場合、そのストマに変わる特例のものとして紙おむつを補装具として支給するということになっております。ですから、ストマを利用していない方が急に紙おむつというようなことではなくて、ストマを御利用していたけれども、何かの理由でストマが使えなくなって紙おむつを利用するしかないといった方が、ストマをもともとその業者から買っておりましたので、引き続きその業者から紙おむつというようなことで、その2業者がおるというのが現実なことであります。  以上であります。 109 ◯委員長(堀田幸一君)  野原課長。 110 ◯環境保全課長(野原秀範君)  資源ごみの収集の関係ですけれども、集団回収等、町の方の資源ごみの収集での処理という経費の比較をしますと、大体資源、集団回収の方はキロ10円と。それから、資源ごみとして処理する場合には、ウインクリンの方での処理が、経費がかかるということで、大体キロ20円ということになりますので、この比較をするだけでは、やっぱり集団回収をしていただくのが、一番町としては負担が少なくて済むと。この資源ごみの20円の中には、缶とか瓶とか、プラス容器包装とか、そういうものが全て入った金額ではありますけれども、この仕組みに乗せるには、やっぱり費用がかかるというようなことであります。そんなことで、町の方としては、この集団回収を進めていただくことで考えております。  ただ、先ほど御質問の中で、集団回収の日に持っていかれるというようなことがあったようなんですけれども、ちょっとこちらの方では、町の資源ごみ収集、資源ごみの収集日に持ち去るということは目にもしておりますし、聞いておるんですけれども、集団回収の方では、それはない、そういうふうな位置づけで皆さんやっておられるから、そういうことはちょっと聞いていないというふうに、掌握しているところです。  以上です。 111 ◯委員長(堀田幸一君)  佐藤委員。 112 ◯委員(佐藤和也君)  最初に、紙おむつの方で、ちょっと私も詳しくないんで、ストマと言われたんで、それが何なのかがわからないものですから、どう次に行ったらいいのかなという部分がありますので、まずそのストマの説明をお伺いしたいということが、まず最初に申し上げ手おきます。  それで、それを聞いてから、次、ちょっとさせてください、済みません。 113 ◯委員長(堀田幸一君)  和田課長。 114 ◯福祉課長(和田裕二君)  ストマにつきましては、尿、便が病気等によって、自然な形でできない。そのかわりとして、穴をあけて、そういうものを出している。その袋をストマと。ですから、そのストマが、取りつけが何らかでできなくなっちゃったといった場合に、かわるものとして紙おむつをしないと、衛生上いろいろ問題がありますので、その紙おむつを使わざるを得ないということで、ストマを買っていたところから、そこでそのような紙おむつが提供されますので、引き続きその業者から購入するということで、登録された2業者が目立つのであろうということであります。  以上であります。 115 ◯委員長(堀田幸一君)  佐藤委員。 116 ◯委員(佐藤和也君)  わかりました。ただ、そうしますと、仮に人工肛門ですか、ストマがじゃなくて紙おむつということで、特別なものではなくてもいいということなんでしょうか。それとも何か特別な紙おむつということなのか。  といいますのは、もしも普通の紙おむつでいいのであれば、本当にドラッグストアとか、いろいろ安く、安売りをしているところいっぱいありまして、普通の紙おむつでいいのであれば、その辺はサービスを受ける方が自分で一生懸命探して、安いところで買えば、同じ金額でたくさん使えるということもあるのかなと。ただ、それが登録をした業者だけということになりましたら、それはわかりませんよ。定価で買っているのか、1割引なのかわかりませんが、私は見ている限りでは、定価なのか、いわゆる普通でいうような形で買えているのかなという心配があったんです。ですから、登録した2業者しかなくて、そこだけでということであれば、その辺どうなんだろうと。せっかく大切なお金を使って、給付を受けてやっていただくのであれば、使い勝手といいますか、より利用できる形にしてあげるべきではないかなと率直に思ったものですから、こういう質問をしました。そういう意味でお答えを願いたい。  それから、ごみの関係について言うと、そうしますと、集団回収はキロ10円で、資源ごみをせっかく一生懸命集めても、コストその他、くりりんに運べばキロ20円だと。そうすると、資源ごみの日に、私がよく目にするんですが、来て持っていかれるのは、非常にうれしいことというふうに考えていいのか。何か、私、不思議な気がしてしようがないんですけれども。つまり、これはよその自治体はそうじゃなくて、それは資源で売ったり何なりいろいろなことをして、自分のところの利益なんだよと言っているのは、方式が何か違って、くりりんに持っていかないからそういうことだよということで、くりりんに持っていっちゃうからそういうことになるのか。ちょっとその辺が理解できなかったんです。ちょっとその辺、もう1度お伺いしたい。  それから、集団回収のときに持っていっているのは、私自身が目にして見ていますから、間違いなく。ただ、それが町の方に連絡として行っているかどうか、電話が入っているかどうかはわかりませんけれども、そういうことはありました。その、何か不思議だなと。なぜ資源ごみを集めてくりりんに持っていった方が倍もするのかが、ちょっと飲み込めないものですから。くりりんに持っていったときの費用だろうなというふうに思うんですけれども、先ほど申し上げたことも含めて、再度お答え願いたいと思います。 117 ◯委員長(堀田幸一君)  和田課長。 118 ◯福祉課長(和田裕二君)  先ほどの紙おむつの件でございますけれども、先ほど一部お話をさせていただきましたけれども、たまたまストマを利用、そこの業者から利用している方が、ストマが使えなくなるということで、紙おむつという、その業者と利用者の信頼関係もあるのかどうかわかりませんけれども、その辺、利用者の方がそこから購入をしたいというような形のものが多ございます。ただ、今御指摘にありましたとおり、他のところの、他のものじゃ間に合わないのかということにつきましては、私もそのもの、よくは見てみてございませんけれども、今ちょっと聞きますと、大きな差はないなと。ただ、障害福祉サービスの方から支給いたしますので、そこの納品、その人の提供する事業者は同じように町に登録をしてもらわなきゃならんということは、利用者と、今度事業者の間の中の、今度関係も生じてくるということで、利用者が事業者登録されても、利用者がそこから買わなければ、結局そういうものにはなっていかないというような、反面、そのような制度上あるものですから、ただ、今御指摘ありましたとおり、その辺につきましては私どもももう一度よく考えてみたいとは思いますけれども、現実的には今、御利用されている方が購入されているところに、その補装具費として支給分をお支払いするというような形になっておりますので、御理解を賜りたいと思います。 119 ◯委員長(堀田幸一君)  山川部長。 120 ◯民生部長(山川光雄君)  資源ごみの関係でございますけれども、くりりんセンターで行っております環境複合事務組合の関係につきましては、全体のかかる経費を搬入量で割り返すというようなことが、一つの根拠で、それぞれの町が負担する形になっております。そういった割り返しの中で、そのような単価になってきているということで御理解いただきたいなというふうに思っております。  持ち去り事件の関係でございますけれども、世田谷区の条例等におきましては、これを禁止するという条例等がございます。現実にこのことによって、裁判が起きたという事例がございまして、その裁判の結果といたしましては、無罪というような形になったというようなことでございます。その根拠の、世田谷の条例は、区長が指定する者以外は、これらを収集したりまたは運搬してはならないというような条例をつくっているわけでございますけれども、裁判の裁判官の見解といたしましては、廃棄物処理法におきましては、一般廃棄物の持ち去りに関する罰則規定はないというようなこと。それから、廃棄物の持ち去りを無条件に禁止して罰金を科すのは同法に違反しており、地方自治体の条例制定権を逸脱しているというような判例が出ておりまして、このことによりまして、それぞれ自治体がつくっております条例につきましては、見直しが必要だというような話も出てきております。条例につきましては、そのような形でございますので、特に今、入れていないわけでありますけれども、この持ち去り事件を、じゃ、これからどのようにするかというようなこともあるわけですけれども、現実的にはなかなか難しい状況に置かれている。自治体が難しい状況に置かれているというようなことでございます。  一つ言えますのは、今、5台で資源ごみの回収をいたしておりますけれども、仮にこの持ち去り等がなくなれば、今、ある程度もう1台ぐらいふやして、その資源ごみの回収に当たらなければならない事態も起きるのではないかなというようなことでございまして、そういった両面から考えますと、なかなか今、難しい状況にあるということで御理解をいただきたいと存じます。 121 ◯委員長(堀田幸一君)  佐藤委員。 122 ◯委員(佐藤和也君)  まず最初の紙おむつの件に関しましては、例えばその今言われたように、利用されている本人が希望される、希望されないということもあるんだとしたら、私が勝手にそうしたらいいんじゃないかというのも差し出がましいんですけれども、その辺は、例えば希望すればそういう形もあるんだよということもきちんと、もしそういう考えが成り立っていくのであれば、お伝えするなり、それからまた登録業者ということを言うのであれば、ほかの業者の方にも周知しなければ、現状の中でやっていれば変わりないだろう。制度上の問題ということで、現金で給付することができないのであれば、例えば私などは素人ですから、現金で給付して、例えば紙おむつを買ったよという領収書を持ってきたらいいのかなというふうに単純に考えていましたので、そうではないのであれば、それで、その部分はわかりますけれども、より効果的にできる、私はちょっと考えればできるのではないかと思いますので、そこについては、是非検討していただければなと。  ただ、本当はあんまり数字を聞くの、大変だと思うんです。紙おむつはどのぐらい占めているのか、金額のこの中で。ちょっと私、わかりませんから、それはいっても、私がたまたま目についた部分だけのことであれば、大騒ぎすることもないかもしれませんけれども、いずれにしてもこういったものについては、やっぱり利用される方々が少しでも幸せだったり、またはいい状態になるように配慮をしていただきたいということを申し上げておきたいと。  それから、ごみの方についてなんですが、私は裁判のこと、全くなかったんです。そこまで先に言われてしまいますから、先にお答え、私も質問しますけど、それは承知しています。ただし、それは無罪になったケースもあれば、有罪になったケースもあるということを申し上げていただかなければ、1件だけの無罪のことを言われたら、全部そうだというふうに理解しますよね。私、調べましたけれども、有罪、無罪、両方ありますよ。つまり、産業廃棄物だからということの押さえのほかに、これは刑法上の専有離脱物横領罪に当たるんだという考え方がどこまで行けるかどうかということで、非常に微妙で難しいから割れているんだと。例えていえば、片方はごみだと思っている部分と、そうではなく、ごみではないよという部分の違いです。  一番多いのが自転車なんですけれども、自転車がごみ置き場に置いてあって、持って帰った場合にどうなるかというと、普通は捨ててあったんだろう、だから、今言われたように問題ないだろう、だから何も触れないよというふうに考えられるかといったら、実はそうではなくて、大方の場合には、もしもちょっと直して使えるものであれば、先ほど申し上げました罪状、専有離脱物、つまりどこかから持ってきて、ぽっと置いたんじゃないかと。まだ所有権はどこかにあって、占有権が離れてしまったものをごみ置き場に置いたのを勝手に乗り回しているんだと。だから、そういった罪に当たるよということまで、実際のケースではありますから、よく警察の方にとめられて聞いたときに、そういう話をすると、場合によってはそういうことでもってつかまる場合もあるんだというぐらいですから、そして裁判でいえば、私は世田谷のことも調べましたけれども、そういったことで全部無罪ということではないですから。  ですから、そのぐらい微妙な問題だと。だから私は決して条例をつくれとか、何だとかということではなくて、そういうところもあるような中で、本町としては、これ、どうなんですかということを聞きました。  部長の答弁聞いていると、そうしますと、資源回収して、一生懸命皆さんが分けて、集めて置いておく、せっかくやった回収なんだなと思ったら、かえって高くなるから、だれか持っていってくれたらありがたいという話、それは何か私は理解できないんです。くりりんセンター、そうしますと資源だろうが何だろうが、全てごみという押さえで、全部キロ幾らの処理費を取るから、そういうことになっている。運んだ後、普通は私の理解では、アルミの缶とか何とかは、そのときそのときによって需要がふえたり減ったりありますからわかりませんけれども、高く売れるよということもあったり、いや、このごろは売れないねとかということは聞きますけれども、そういうのは全部もう、言えば町民の方がきちんとそう思って分別していくけれども、持っていったくりりんではそうならない。それともその分け方していないんですか、全部一緒くた、資源だろうが何だろうが、ごみはごみということで、幾らという。だから、持っていったら高くついてしまうということなのか。分けているのなら、そういうことにはならないような気がしたものですから、そこだけ、教えてください。 123 ◯委員長(堀田幸一君)  最初の紙おむつの件については要望ということでよろしゅうございますか。 124 ◯委員(佐藤和也君)  お答えだけでもいいので。 125 ◯委員長(堀田幸一君)  和田課長。 126 ◯福祉課長(和田裕二君)  確かに、御指摘のとおりなところが多いと私も感じております。ただ、先ほど申しましたとおり、利用者の意思というのも大事でございますので、その辺、制度のあり方について周知し、近くでも購入できる、もっと利便性のあることができる、それから安いものを買えるというようなこともあり得ると考えますので、この辺につきましては、今御指摘のとおり検討をして、利用者も私たちも、なるべく費用がかからない方法があれば、そのようにしていきたいと考えております。  ただ、最後に、紙おむつがどのぐらいかかっているかというような、まことに申しわけございません、件数があって、分解しておりませんので、この辺についてはお許しを賜りたいと思います。  以上であります。 127 ◯委員長(堀田幸一君)  山川部長。 128 ◯民生部長(山川光雄君)  環境複合事務組合の関係でございますけれども、燃えるごみ、燃えないごみ、それから資源ごみということで、資源ごみはリサイクルプラザというところでやっておりまして、その資源ごみのリサイクル施設のプラザの経費を全体の資源ごみの量で割り返すというような形でやっておりますので、ごみ全体としての按分ではないということでございます。  それから、今、持ち去りの関係でありますけれども、持っていってもらうということが、私の方ではいいと思っておりません。コストのほかに、資源ごみのリサイクルを進めるという意識を高めると、町民の方に意識を高めていただこうというようなことで資源集団回収というようなものをさせていただいているというような側面も持っているわけでございまして、そのようなことで、資源集団回収につきましては、そういう考え方の中で進めさせていただいているということでございます。  また、その条例等の話につきましては、世田谷の収集運搬の禁止の条例等につきましては、裁判では無罪というようなことでございます。この辺のところにつきましては、もう少し勉強させていただきたいなというふうに思っているところでございます。 129 ◯委員長(堀田幸一君)  佐藤委員。 130 ◯委員(佐藤和也君)  これ以上、議論かみ合わない気がしますので、最後、話して終わりたいと思います。  別に条例云々とか何とかということにこだわっているわけではないということを再三申し上げております。それから、やっぱり町民の方は、意識のことと言われましたけれども、一生懸命分別して、それが少しでも世の中、町のために含めて役に立つのではないかという考えを持って取り組んでいらっしゃると私は思っているんです。それが、実はふたをあけてみたら、町にとってはそれをしたところで負担なんだという、その辺がどうも理解できないなということだった。
     別段、その持ち去り云々は、私は例として挙げただけなんですけれども、その辺、もしそうだとしたら、根本的に一番最初にごみ処理を、そういったセンターをつくるなりをしたときの根本がね、一生懸命やっても成り立たないようなものだったのかなと、今聞いていて、そうしか私、思えなかったものですから、そんなことでいいんだろうかというふうに、私は聞いていて思いました。何か根本的なことを考えていかなければ、結局これから先ずっと一生懸命分別して、きょうは資源の日だねといってやられる。特に見ていますと、お年寄りは本当にまじめといいますかね、一生懸命中のものを水で洗ったり何なりして、私なんかに言わせたら、その水道代の方が高いんじゃないのと思うぐらい、一生懸命やっていらっしゃるんですよ。その辺考えたら、何か情けないなという気がしました。  指摘だけで、それ以上はもうかみ合わないと思いますから結構です。 131 ◯委員長(堀田幸一君)  要望意見という形で承っておきます。  そのほかに。  長沢委員。 132 ◯委員(長沢広茂君)  霊園関係のことで、一つお伺いしたいと思います。  昨年、企画墓所10区画ですか、それから自由墓所が23区画とありますけれども、今現在ある用地の中で、将来的に今の面積で区画が、今後どういうふうになっているのか。将来において拡大するとか、その辺のお考えはあるのかどうか、お伺いしたいと思います。 133 ◯委員長(堀田幸一君)  山川部長。 134 ◯民生部長(山川光雄君)  現在の今、企画のまだ許可していないところにつきましては、企画で41区画、自由で63区画、あわせて104区画というようなことでございます。  それで、例年30ぐらいの許可をしているところでございますけれども、そのことからまいりますと、あと数年というような状況に置かれております。そのようなことから、新たな霊園の拡大をしなきゃならないというようなことで考えているところでございます。できれば、来年度から用地等の確保等を図ってまいりたいと、こんなふうに、今考えているところでございます。 135 ◯委員長(堀田幸一君)  長沢委員。 136 ◯委員(長沢広茂君)  あの近辺、非常に農地が主体になるのではないかと思うんです。また、農地でも非常に条件のいい農地なんですけど、農地以外でのそういう見込みはあるのかどうか、その辺。 137 ◯委員長(堀田幸一君)  山川部長。 138 ◯民生部長(山川光雄君)  今の霊園の周辺というふうに考えてございまして、そういたしますと、やはり農地にならざるを得ないのかなというような考え方を持って、今のところはおります。 139 ◯委員長(堀田幸一君)  長沢委員。 140 ◯委員(長沢広茂君)  想像としては、そういう形になるのかなと思われますけれども、その辺、非常に条件のいい農地ということで、慎重にひとつお願いしたいと思います。 141 ◯委員長(堀田幸一君)  要望意見でよろしゅうございますか。  そのほか。  守屋委員。 142 ◯委員(守屋いつ子さん)  2点なんですけれども、一つは、今年金相談員1名が配置されているわけなんですけれども、いろいろ年金の未納問題だとかということで、今この1名で対応が可能なのかどうかということと、そのあたり、年金の相談業務だけなのか、また年金の徴収だとかということにも当たっているのか、この相談員の業務の、ちょっと状況をお伝えいただきたいというのが一つです。  もう一つは、今もごみの問題が出てたんですけれども、非常に前年度と比べますと、可燃ごみ、これがふえておりますし、不燃物もふえております。リサイクルごみについては、ペットボトル、ガラス瓶だとかアルミ缶、そのほかのもの、収集量が下がってきているんですけれどもね。そのあたりについて、ごみの全体的な状況、そのことをちょっとお伝えいただきたいというふうに思います。 143 ◯委員長(堀田幸一君)  高士課長。 144 ◯住民保険課長(高士和久君)  年金の相談員を、今1名配置しております。その業務内容等についてでございますけれども、国民年金の事務について、市町村事務については、平成14年の4月から地方分権一括法で、それまで保険料の収納等について、市町村が行っていたということですけれども、これについて14年4月から国の方で行うということになり、またその等々について若干の事務の、市町村の事務については縮小されたというふうな状況になっております。以前でありましたら、保険料の収納等行っていましたので、非常勤の徴収員を配置しながら、保険料の収納、納付特例等に当たっておりました。  このようなことで、大きく事務が変わったということで、この中から住民に、町民の方に密着した今までの事務でしたけれども、この年金事務について住民サービスを低下させないというふうなこと、また国との協力連携を含めるというようなことも、連携をということも含めまして、14年から年金相談員を1名配置しているところでございます。  業務内容につきましては、窓口業務等についてでございます。例えば年金の資格届け、また基礎年金の裁定請求の届け、また一番大きくは保険料の免除申請というのがございますけれども、免除申請の受付というようなことを業務内容としております。また、その中には、相談業務にといいますか、年金の受給額、幾らぐらい将来年金がもらえるのかとか、また国民年金の制度の関係についての御相談、そういうような周知についても行っているところでございます。  以上でございます。  失礼しました。そのような大きく事務が縮小されたということの中で、現在1名の年金相談員で十分ではないのかなと思っております。  以上でございます。 145 ◯委員長(堀田幸一君)  野原課長。 146 ◯環境保全課長(野原秀範君)  ごみの量の関係ですけれども、前年と比べますと総量では若干減っているということになっておりますが、その中で、家庭系が可燃、不燃とも若干の伸びがあると。それから、大型ごみがふえてきているというのが、14年、15年の有料化前の時点と比較をしますと、そのような状況になっております。有料化前と有料化後ということになると、総量では21%程度減少しているということでありますけれども、その中で減っておりまして、17年と18年度を比較しますと、若干増加はしておりますけれども、ふえているのはその大型ごみの部分、それから資源ごみの部分が若干減少しているというような状況がありますけれども、総量では若干の伸びと。この中で計算をしてみますと、1世帯当たり、1人当たりという計算をしますと、去年よりまた3%程度は減少しているということでありますけれども、人口が今、町の方は徐々にふえておりますので、それがはね返っているような状態かなというふうに思っております。  以上です。 147 ◯委員長(堀田幸一君)  守屋委員、まだ質問ありますよね。予定していますよね。 148 ◯委員(守屋いつ子さん)  はい。 休憩(午前11時58分) 149 ◯委員長(堀田幸一君)  12時数分前でございます。昼食の休憩に入りたいと思います。再開を1時、13時からと思います。それじゃ、昼食休憩に入ります。 再開(午後 1時00分) 150 ◯委員長(堀田幸一君)  休憩前に引き続き、委員会を開きます。  守屋委員。 151 ◯委員(守屋いつ子さん)  先ほど、年金相談員の関係と、ごみのことで答弁いただきました。年金相談員の関係なんですけれども、年金相談員というよりも、今の年金のいろいろな着服事件だとか、そういうことで問題が生じておりますけれども、一つはそのことで音更町として、そういうことがあったのかどうか。また、そこで調査をしたのかどうかということを、ちょっとお答えいただきたいというふうに、一つ思います。  それと、いろいろ年金相談員の方が、相談をいろいろ受けているということなんですが、主に、主にというか、相談内容ですね、具体的にどういう内容が多いのかということを、ちょっとお伝えいただきたいというふうに思います。  あと、ごみの関係ですけれども、ごみですね、有料化時から比べて減ってはきている、減少はしているとは言いながらも、徐々にふえてきているということも、こういうデータを見るとはっきりしてきているというふうに思うんですけれども。本来、せっかくね、この環境に優しい、そういう目的でリサイクルをしっかり進めるという、そういう目的があったはずです。そのあたりで、リサイクルごみが減ってきていたり、またその中の収集上のいろいろな問題なんかもあるんじゃないかというふうに思いますけれども、そのあたり、具体的にどんなことが起きているのか。そこをちょっともう一度お答えいただきたいというふうに思います。 152 ◯委員長(堀田幸一君)  高士課長。 153 ◯住民保険課長(高士和久君)  第1点目の年金の着服の事件等についてで、事件についてでございますけれども、これについては社会保険事務所の方から2回、調査がございました。本町においては、過去にはそういう着服についての事件はございません。  第2点目でございますけれども、年金相談員の相談内容についてでございますけれども、主に多いのは保険料の納付の相談でございます。これについては保険料の納付で困難であるというふうなことにおいて相談があった場合については、今、保険料の免除申請をすれば免除になるというようなことがございますので、このような制度があるということで被保険者の方にお話しして、それでこれについては基準書等がございますけれども、そういう所得の中、超えないということがあれば、それについて申請をしていただくというようなことと、それからまた、次に多いのが、年金が幾らもらえるかと。65歳になりましたら幾らもらえるかということで、私どもの方にある納付記録、また社会保険事務所等について照会をいたしまして、その記録に基づきまして将来の年金額について試算をしてあげるというようなものが主な相談内容でございます。  以上でございます。 154 ◯委員長(堀田幸一君)  野原課長。 155 ◯環境保全課長(野原秀範君)  ごみの量と、それからリサイクルごみの関係、収集段階ではどうなのかというようなことで御質問ですけれども、この間の広報8月号にお知らせしておりますけれども、特にプラスチックごみ、プラスチック製容器包装、これが分別が適切に行われていないという、そういう状況があるということで、ごみの搬入の実績として、プラごみ、プラスチック容器包装のごみは、前年よりふえてはいるんですけれども、それが適正に分別されていないという状況があるということで、広報3ページを使って、皆さんに分別の徹底ということでお願いをしたところなんですけれども。今後についても、これが一番大きな問題になってくるかなというふうには考えておりますので、今後もこの啓蒙ということで、分別徹底ということで進めていきたいと思っております。 156 ◯委員長(堀田幸一君)  守屋委員。 157 ◯委員(守屋いつ子さん)  さっき、着服の事件は、音更ではないということですが、これについては信じていきたいというふうに思います。  あと、納付相談の関係ですね。ここは、本当に支払困難な人がたくさんいるんじゃないかというふうに思います。そこには、今どういう相談に応じてあげていただけることを望むわけなんですけれども、この中で免除になるということが、後々受給するときに影響があるということを、やっぱり知らない方もいるんですね。そのあたりまで踏み込んだ免除ということを、やっぱりちょっと伝えていく必要があるのかなというふうに、ちょっと思ったことが何件かあったものですから、相談に応じるときには、そのあたりもちょっと補足しながら伝えていっていただきたいなというふうに、一つ思います。  それと、この納付困難で免除されている方というのは、どのぐらいの割でいるのか、そこをちょっと教えていただきたいというふうに思います。 158 ◯委員長(堀田幸一君)  高士課長。 159 ◯住民保険課長(高士和久君)  18年度の末での保険料の免除率については、音更町においては27%ということになっております。  以上でございます。 160 ◯委員長(堀田幸一君)  守屋委員。 161 ◯委員(守屋いつ子さん)  この27%というのは、納付義務者の全体の27%なのか、そういう相談を受けた中の27%なのか。これの基本になる数字というのはどこにあるんでしょうか。 162 ◯委員長(堀田幸一君)  高士課長。 163 ◯住民保険課長(高士和久君)  国民年金の被保険者の区分につきましては、第1号被保険者、また任意加入被保険者、それから第3号の被保険者ということで分かれてございます。本来、第1号の被保険者といいますのは、本来保険料を納めなければならない被保険者、それから任意加入者といいますのは、60歳以上になっておりますけれども、年金は60歳までなんですけれども、加入する、保険料を納付するのは60歳までですけれども、過去に納付していない部分があったということで、それ、満度までに上げたいだとか、それ以上ふやしたいということの場合については、任意で加入していただいて納付書を、納付していただくと。それから、第3号の被保険者というのは、皆さん御存じのとおり、被用者保険に加入しておられる方の配偶者の方、この方については保険料を納付するということではございませんので、したがいまして、第1号の被保険者7,097人に対しての免除をした方の率が27%というようなことになるということになります。  以上でございます。 164 ◯委員長(堀田幸一君)  守屋委員。 165 ◯委員(守屋いつ子さん)  年金につきましてはわかりました。  ごみの関係ですね。全体的には減っているけれども、分別が最近、まだ徹底されていないということで、そこを進めていきたいという話でしたけれども、いろいろな方法を使って、分別の方は進められているというふうに思うんですが、まだまだわからないという人が時々耳にするんですけれども、そういう点で何か啓発活動と言うんでしょうか、文章だけではなかなかわからないものがあるというふうに思うんですけれども、そういうことを具体的に、今後取り組む予定があるのかどうかというのを、ちょっと確認させていただきたいと思います。 166 ◯委員長(堀田幸一君)  野原課長。
    167 ◯環境保全課長(野原秀範君)  先日、9月になってからですけれども、来年度のというか、10月から来年の9月までのごみカレンダーと一緒に、分別の書きました裏表のチラシを一緒にお配りして、そこに詳しく分別の仕方については書いておりますので、これが一番のものだというふうに思っておるところです。 168 ◯委員長(堀田幸一君)  いいですか。  ほかに。  久野委員。 169 ◯委員(久野由美さん)  子育てサポート事業についてお伺いしたいと思います。  たしか17年度のスタートした事業だというふうに思っておりますので、今回の決算で、いろいろな会員の合計数ですとか、それから利用回数等が載っておりますけれども、当初から見ますと、やはり会員の数もふえておりますし、利用回数もふえたなというふうに感じております。また、周知方法も、広報の方に載っていたりですとか、あとは以前に新聞で利用した方、依頼した方、それから援助した方のお話等が記事にもなっておりましたので、大体の方に周知されたのかなというふうには思っておりますが、やはりたくさんの方に利用していただいての事業だというふうに思っておりますので、広報ですとか、それ以外の周知方法、今まで取り組んでこられた、そういうふうな内容等がありましたら、お聞かせ願いたいと思います。 170 ◯委員長(堀田幸一君)  和田課長。 171 ◯福祉課長(和田裕二君)  子育てサポート事業であります。今、委員から申されましたとおり、利用者、またそれをサポートする方が、ある一定数がないとなかなか難しい事業というようなサポート事業でありますけれども、現在18年度ではそういうサポート事業を利用したいという方が34名に対して、その利用したい方に援助しますというのが15名しかおりません。また、依頼もするし、必要があればサポートしますというのが10名。合わせて現在18年度末では59名の方が登録をされております。  利用の実態といたしましては、人数につきましては実数でいきますと利用者は10名、サポート事業を依頼して利用される方が10名ということで、この数からいくと、よく頑張っている方だなというのは、依頼回数に対して援助するのが少ないので、この辺をどうやって引き上げるかと。援助する方がふえないと、やっぱり利用回数というのはどうしても制限されますので、この辺については、確かに頭の痛いところというぐあいに思っています。  ただ、先ほどありましたとおり、広報誌等でそういうサポート事業の援助している方を募集もしておりますし、また両子育て支援センターの方におきましてはそのような事業の関係で登録をしていただきたいと、是非御協力願いたい。また保健センターにおいてもこのような形で文書を置いて呼びかけをしております。ただ実態として、なかなか援助者が生まれてこないというようなことも、反面現実であります。この辺について、確かにどのような形で進めるかとなると、もうこの援助者をふやすしか方法はないというぐあいに考えておりますので、今後また、機会があれば、またよい方法があれば、いろいろな工夫の中で、その援助者の募集には力を入れていきたいというぐあいに考えております。 172 ◯委員長(堀田幸一君)  久野委員。 173 ◯委員(久野由美さん)  以前に子育て中のお母様方との懇談会がありまして、その折にこの子育てサポート事業のPRをしようとして、この事業が始まるときの説明会に使った資料をいただきに役場の窓口の方に行きました。そうしたら、それはもう既にありませんということで、冊子の中に組み込まれておりますというふうなお話だったんですが、大体50名ぐらいのそういうふうな懇談会でしたので、できれば文書になった1枚ビラみたいなものが欲しいんですということで、無理にお願いして、以前のものをコピーして用意していただきました。窓口の方には、例えば町外から音更町に越してこられた方々にいろいろな手続をされた折に、また配っていただくような形で、窓口に置いていただきたいんですがということでお願いして帰った経緯がございます。  それは、今はお伺いしたところによると、保健センター等には文書として置いてあるというふうなことでしたけれども、子育てサークル等がいつも利用している会場ですとか、そういうところに、まずそういう文書を目につくところに置くというところから始めていただきたいなというふうに思うんですが。また、今答弁の中にありましたように、援助者の数をふやすということが、これからの課題になってくると思うんです。年齢的にもやはり子育てしているお母様方もそうですけれども、ある程度子育てを一段落された方々、ちょっと年配のお母様方ですとかお父様方に御依頼していく形になっていくのではないかと思います。そういう方々が集まるような会場、公共施設、サンドームですとかコミセンですとか、そういうふうな施設等にも、目に置くところに置いていただきたいなというふうに思っておりますが、それについて、まずどのようにお考えになっているのかということと、それから実際には依頼していない方なんですが、依頼しようというふうに思ってはいると。なんだけれども、相手の方とのやはり信頼関係がまだまだできていない状況の中で、ちょっとちゅうちょしておりますというふうなお話を伺いました。  依頼するときに、相手の方が、例えば子育て、子供さんを預かるというときに、ある程度の一定の、基礎知識といいますか、どのように対応したらいいのかというふうな部分を教育された方だと安心できるんですがというふうなお話も伺いました。依頼する方が依頼される方を信頼して預けるという、また、依頼された方も自信を持って子供さんを預かるというふうな体制づくりをしていくためには、援助者の方々の、そういうふうな基礎的な保育に関する講習会ですとか、そういうふうな勉強会等を定期的に持っていかれてはどうかなというふうに思うんですが、この点についてはいかがお考えですか。 174 ◯福祉課長(和田裕二君)  先ほど申しましたとおり、私もこの援助会員数は、希望する方に対して少ないと。この援助会員がふえない限り、利用は広がらないものであろうというのは、委員と同じ思いでおります。そして、今確かに言われましたとおり、幅広い方からの御支援が必要ということも御指摘のとおりでございますので、今後そのような場所だとか、もし必要であればそういうものを用意して、配布できるような形で啓発といいますか、協力依頼ができるような形で持っていきたいというぐあいに考えております。  それから、今おっしゃられましたとおり、問題は、今度実施になる場合に、預ける側と預かる側、これがやはり双方の信頼関係なくして、やはり預けられないだろうと。時たま海外によると、ベビーシッターが影で子供をいじめているというようなことも報道されたりしておりますので、いろいろな面で、やっぱり預ける方も心配であろうというようなことから、町におきましてはファミリーサポートセンターを利用する場合、希望があった場合に、その方からその利用方法、またその子の今の生育状況、女の子、男の子、それから年齢児、それから利用したい方の希望等をお聞きして、そしてその方の希望が添えるであろうという方の援助者に、今度うちの職員がお話をして、そして両方が1回、預けられるおうちの方、預かるおうちの方の方に、預ける方が行ってもらって、その子供さんの預かる環境も見ていただいて、実際に預かる方と話していただいて、その中で双方が納得して、初めてサポート事業を実施するというようなことでやっております。ただ、これがある程度関係ができますと、利用者と預かる側とがお互いに電話連絡をして、利用日を決め、預かった側から子育て支援センターの方に、その実績が報告されるというようなことで、今御心配の点について、そのような形で極力不安をなくすようには努めております。  ただ、今ありました、預かる側の研修というのは行っておりません。この辺について、預かる側の方とも意見をお聞きしながら、必要なところがあれば、そのようなことも考えてまいりたいと思います。  以上であります。 175 ◯委員長(堀田幸一君)  久野委員。 176 ◯委員(久野由美さん)  今後必要があればということでありましたけれども、依頼される方と、それから援助される方が、大体固定的になっていくというのは通常ですね。帯広市では、このサポート事業を開始する前に、まず援助される方々の勉強会をやって、そういう方々の人数を事前にふやして、それからスタートというふうな考え方を持っていらっしゃるようでありました。そうすると、お互いが、双方が安心して、さらに会員さんをふやしていけるというふうな考え方でいるようであります。  是非、今後も長く続けていきたい、また喜んでいただきたい、使っていただきたい事業でありますので、利用者の方の御意見を当然聞いていただけるということですから、今後ですね、勉強会等、保健師さんですとか栄養士さんとか、たくさん音更町にはそういう方々がいらっしゃいます。特別な講師を呼ばなくても、そういう方々のお話をしていくことが、また大切になってくるのではないかなというふうに思っておりますので、今後また会員さんがふえるように、よろしくお願いしたいと思います。  要望です。 177 ◯委員長(堀田幸一君)  要望意見として承っておきます。  そのほかに。  真田委員。 178 ◯委員(真田健男君)  まず、決算全体を見たときに、この民生費は一番費用のかかるといいますか、152億のうち40億というようなことで4分の1強を占めると。予算全体が年々縮小する中で、民生費は膨らまざるを得ないというような性格があるんでないかなというふうに思うんですね。これはいわゆる少子高齢化社会を迎えて、自然増と呼ばれる支出が年々ふえるだろうと。国等でも、毎年8千億から1兆円近い自然増の中で、機械的に2,200億ずつ、ここ数年削ってきておりますけれども、音更町において、高齢者の医療費だとか、あるいは年金は直接関係はないですけれども、子育て関係の費用もある。特にふえている中身というのが、支援費制度であるとか、新たな制度がいろいろ毎年のようにつくられることによって膨らんできているという面があると思うんですけれども、音更町では黙っていても毎年、この少子高齢化の反映でふえる費用というのは、どのぐらいに見ておられるのか、まずその点をお聞きしたいと思います。 179 ◯委員長(堀田幸一君)  山川部長。 180 ◯民生部長(山川光雄君)  高齢者の人数が300人ぐらいふえているというような状況でございます。人口増もございますので、子供さんの数もふえてきていると。そういうようなことで、保育所等を見ますと、いっぱいの状況になってきているというようなことでございます。そういったことで、民生費の予算として一番大きい要素は扶助費ですね。それから、特別会計の繰出金というようなことになります。そういったことからいたしますと、数字ではちょっと幾らというふうに申し上げられませんけれども、そういう対象者の増というようなことで、ふえてくる要素はある。そういうふうにとらえているところでございます。 181 ◯委員長(堀田幸一君)  真田委員。 182 ◯委員(真田健男君)  子供さんがふえているのも事実ですが、それは経常経費の中ではそれほどでもないと思うんですね。保育所をつくっただとかということになれば、費用的には膨らみますけれども、やはり高齢者に係る部分が比重としては高いのではないか。単に昨年、一昨年と、ここ四、五年見ても、民生費がどれぐらいふえているかで、それは一定度推計できるのではないのかな。新たな施策で何千万もふえるという施策はそうないのではないかと。法改正と新たな制度等が出ることによって、年間5千万ずつふえているのか、1億ずつふえているのか、そういう傾向というのはわかりませんか。 183 ◯委員長(堀田幸一君)  山川部長。 184 ◯民生部長(山川光雄君)  申しわけありませんが、そのような形では、ちょっと押さえていないんですけれども、民生費全体では、17年、18年度の比較いたしますと2億6千万の増というようなことになってございます。また、町全体の扶助費は約13億、繰出金は16億というようなことでございます。ですから、そういった形のもので、おおよそ民生費の全体像はそんな形になっていると思うんですけれども、18年度で特に申し上げますと、保育園の整備というのが17年、18年と続いております。宝来、鈴蘭というようなこと。それから、繰出金の中で、国保会計における繰出金の増というようなものもあります。そういったことでございまして、施設整備もある程度していかなきゃならない部分もあります。そういうような要素があるというふうに思っているところでございまして、細かい数字がちょっと出せないのは申しわけないんですけれども、今申し上げられるところは、そのようなことでございます。 185 ◯委員長(堀田幸一君)  真田委員。 186 ◯委員(真田健男君)  ですから、恐らく毎年1億ぐらいずつは、少なくてもここ数年、ふえてきているのが実態だろうと思うんですね。それとの関連で、やはり全体的には財政的に大変だと。民生費だけ毎年ぼこぼこふえていくということも、どうかというような政策判断もあるのではないのか。そういう中で、財政5カ年計画もつくられてきている。この18年度においては、20種類以上ですか、各種の手数料や使用料を引き上げたと思うんですね。さらには、先ほどありました歳末の特別援護費の世帯割を廃止するだとか、あるいは敬老年金を廃止するだとか、タクシーチケットの助成等、いろいろと廃止するようなことも、この18年度、行っていると思うんですが、これらに対する町民の声なり、行政としての、これは18年度予算に盛り込まれなかった分というか、そこで外された内容なわけですけれども、これらについては、どんな総括といいますか、執行についての考えを持っておられるか、その点についてもお聞きをしたいと思います。 187 ◯委員長(堀田幸一君)  山川部長。 188 ◯民生部長(山川光雄君)  財政健全化計画で、17年、18年ということで、今2年目ということ、18年度は2年目ということになります。その計画の中で、いろいろと今おっしゃられました内容のことの見直しをさせていただいたというようなことでございます。その財政健全化計画の中での考え方といたしましては、現金給付的なものは廃止させていただくというようなことで進めさせていただいたというようなことでございます。その障害者自立支援法だとか、そういったことで制度等も変わってまいっております。また、そういったところに新たな負担も生じているということで、そのような施策の方にシフトしていくというようなことでございます。これの実施に当たりましては、障害者福祉計画を立てるときに、いろいろ御意見をいただきながら、その見直しをさせていただいたということでございまして、そのような形の中で、新たな制度の中で、町としても障害者、高齢者、少子化対策、そういったものに取り組んでいくというような考え方で進めております。  健全化5カ年計画におきましては、住民の皆さん方の声もお聞きしながら、計画を作成しているわけでございますので、十分その辺のところにつきましては、御理解をいただいて、進めさせていただいているというふうに理解をしているところでございます。 189 ◯委員長(堀田幸一君)  真田委員。 190 ◯委員(真田健男君)  いや、これらの施策を執行した町の考え方なり、理事者の考え方は理解するんですよ。それらをやった上で、町民からはどんな反応がありましたか。全くなかったのかどうか。そこのところをお聞きしたいんです。そういうことを全く押さえていないということなのかどうか。  再度お願いします。 191 ◯委員長(堀田幸一君)  山川部長。 192 ◯民生部長(山川光雄君)  そのようなことにつきましては、大きな反対とか、そういうようなことはなかったというふうに承知をいたしております。どちらかというと、皆さん方の御協力をいただいて進めさせていただいたというふうに理解をしているところでございます。 193 ◯委員長(堀田幸一君)  真田委員。 194 ◯委員(真田健男君)  いろいろな受けとめはあろうと思います。ただ、小さい声もなかなか届いていないというようなこともあるのではないかというふうには思いますけれども。先ほど、保育所の問題なんかも出されましたけれども、やはり財政との絡みで、こういう施策を選ばざるを得ないというか、選んでいるという側面が、私は多分にあるだろうというふうに思うんですね。その現金給付云々という、どんな政策でもそれをやるときにはそれなりの理由といいますか、正当性を確保するために行われるとは思いますけれども、財政難というようなことで、公的責任といいますか、保育所にしても学校教育にしましても、よその課のところはあんまり触れないことにしますけれども、日常の町政を執行していく上で、財政との絡みで選択をしなければならないという状況が、今後ますます強まるのではないのかなというふうにも懸念されますので、公的責任と財政問題といいますか、そのあたりで是非理事者の考えを一言お聞きしたいなと。個別施策のことというよりも、決算全体にかかわる評価の問題でないかなというふうに、私は考えますので、是非理事者から答弁をいただきたいと思います。 195 ◯委員長(堀田幸一君)  藤井副町長。 196 ◯副町長(藤井 勉君)  公的責任についての考え方というような御質問でございましたけれども、公的責任として行政でやらなければならないものというのは、広い意味があるのかなという気がします。制度的に国なり北海道の制度的にあるものを、町も負担して一緒にやるのも公的な責任の部分であろうと思いますし、特に委員さんがおっしゃられたいのは、単独で町が福祉に対して予算を見ているという部分が強く思われるのかなというような感じもしますけれども、この部分については、それぞれの町が、それぞれの町の状況に応じて、町民のニーズに合った施策をとっているというのが実態だろうというふうに思います。  過去には、財政的には多少よかった時代に、それぞれ単独で福祉にかかわる施策をかなり多くしてきた時代もあったのも確かでございます。ただ、ここへ来て、厳しい状況の中で、財政的にいわゆるバランス的に少しく厳しいものがあって、先ほどからお話あるような点については、それぞれ見直しをさせていただいているのも事実でございます。ただ、その中にあっても、さらに必要なものについては、数は少のうございますけれども、改めて単独で事業をやっているものもございます。全ての責任が公的責任というような意味ではないんですけれども、やはり町としては住民のニーズに合った福祉というものを考える責任は当然あるんだろうというふうに思います。 197 ◯委員長(堀田幸一君)  真田委員。 198 ◯委員(真田健男君)  そこで、要望だけ申し上げておきたいと思うんですが、山口町長は、たとえ財政が大変でも、福祉の水準は後退させないということはたびたび言明されておりますので、ただ、今後の財政考えたら、ますます厳しくなるというか、予算全体で見れば、民生費等は膨れ上がらざるを得ない構造になってきている中での行政執行になるだろうというふうに思いますので、是非町長が言明された精神を、今後、制約等はいろいろとあるとは思いますけれども、さらに発揮をしていただきたいという要望として出しておきたいと思います。  以上です。 199 ◯委員長(堀田幸一君)  要望意見として承っておきます。  そのほかに。    〔「なし」の声多数〕 200 ◯委員長(堀田幸一君)  ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わりたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 201 ◯委員長(堀田幸一君)  異議なしと認めます。  したがって、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午後 1時40分) 202 ◯委員長(堀田幸一君)  説明員入れ替えのために休憩します。 再開(午後 1時45分) 203 ◯委員長(堀田幸一君)  休憩前に引き続き、委員会を開きます。  次に、第6款、農林業費を議題とします。
     説明を求めます。 204 ◯委員長(堀田幸一君)  川上経済部長。 205 ◯経済部長(川上雅二君)  それでは、99ページ、100ページをお開きいただきたいと存じます。  6款、農林業費につきまして御説明させていただきます。  なお、決算参考資料24ページから28ページ、並びに決算に係る主要施策報告書の13ページから20ページに詳細を記載しておりますので、御参照願いたいと存じます。  それでは、1項、農業費、1目、農業総務費でございますが、ここにつきましては下水道事業特別会計繰出金でございまして、駒場の集落排水事業の償還金並びに維持管理費の繰出金でございます。負担金につきましては、北海道担い手育成センター等への負担金でございます。  次、101ページ、102ページをお開きいただきたいと存じます。2目の農業振興費でございますが、農家経営対策といたしまして、農業経営基盤強化資金並びに次世代農業者支援対策資金の利子補給317件を実施したところでございます。次に、野菜苗供給事業でございますけれども、木野農協特産センターに対しまして、ブロッコリーほかの野菜の助成をしたところでもございます。また、営農対策協議会への負担金でございます。次に、農業情報システム運営協議会負担金でございますけれども、これにつきましては耕地情報システム並びに農業情報システムの負担金でございます。  次、3目の農業生産対策費でございます。農業生産対策事業といたしまして、浅層排水79.3ヘクタール、人参収穫機11台、緑肥推進事業1,491.59ヘクタールの事業に対しまして補助をしたところでございます。  次、4目の畜産業費でございます。町営牧場管理委託でございますけれども、大牧、長流枝、北誉の3牧場の委託を農協に委託したところでございます。公共育成牧場施設等管理費でございますが、これにつきましては、大牧、長流枝の牧場におきまして、水道施設等の補修を実施したところでございます。次に、家畜ふん尿適正管理推進補助でございますけれども、これにつきましては、国の固定資産税減免措置の対象者以外の方に対しまして、5戸9件、固定資産税の2分の1相当額を補助したところでございます。次、酪農ヘルパー活動事業補助でございますが、デイリーサービスに対しまして、補助をしたところでございますが、この事業に参加しておられますのは79戸で、専任ヘルパー8名、サブ16名で活動しているところでもございます。次、病畜処理施設建設負担金でございます。これにつきましては、十勝農協連が建設しました死亡畜専用レーン増設に係る負担金でございまして、十勝町村会を通しまして負担しているところでございます。なお、平成15年から19年までの負担でございますけれども、各町村半分負担となってございます。  次、5目の産業活性化対策費でございます。地場産品消費拡大推進事業費でございますけれども、これにつきましては音更町産の野菜を小中学校の学校給食の材料として提供しているところでございます。あと、ふれあい交流館の管理費でございますけれども、これにつきましては管理委託料、燃料費等々でございます。  次、103、104ページにまいります。特産センター管理費でございますが、これにつきましては特産センターの維持管理費でございまして、燃料、光熱水費でございます。特産センター駐車場改修工事でございますけれども、これにつきましては、国道の交差点改修に合わせまして、特産センターの駐車場の再配置を行ったところでございます。次、特産センター運営費補助でございますが、これにつきましては人件費の一部を補助しているところでございます。あと、十勝振興機構運営負担金でございますけれども、これにつきましては十勝圏振興機構並びに十勝産業振興センターへの運営負担でございます。  次、6目の農業委員会費につきましては、後ほど農業委員会事務局長より御説明させていただきます。  2項の林業費でございます。1目、林業総務費でございます。火災予防対策といたしまして、これにつきましては防火水槽の補修等を実施したところでございます。オサルシナイ林間広場維持管理費でございますけれども、これにつきましては、平成18年度、本年度をもちまして、キャンプ場としての機能を廃止したところでございます。それに伴いまして、工事請負費でもちまして、バンガローを解体したところでございまして、今後、林間広場として開放しているところでもございます。それの維持管理費でございます。次、21世紀北の森づくり推進事業補助でございますけれども、造林18件、38.56ヘクタールに対しまして助成をしたところでございます。次、地域森林管理推進事業補助でございますが、これにつきましては森林現地の確認等々、町との協定締結者に対しまして、20地区2,371ヘクタールに対しまして助成を行ったところでございます。あと、負担金につきましては、造林協会ほか6団体に対する負担金でございます。音更町森林組合出資金でございます。これにつきましては、出資配当金を全額出資としたところでございまして、平成18年末現在、出資金につきましては2,750万2千円となっているところでございまして、出資率につきましては21.4%となってございます。  次、2目の町有林経営費でございます。これにつきましては町有林造林事業でございまして、地拵、跡地造林等々、82.16ヘクタールを実施したところでございます。  次、105、106ページにまいります。町有林の保育事業でございますが、間伐、それから、間伐調査等、110ヘクタールを実施したところでございます。また、町有林管理事業につきましては、林道の維持管理等々を実施したところでございます。  次、3項の土地改良費にまいります。1目、耕地管理費でございます。土地改良事業の年賦償還金でございますが、国営事業、道営、団体営事業、合わせまして36件の償還を行ったところでございます。次、明渠排水維持補助でございます。これにつきましては、土地改良区に対しましての補助でございますけれども、本年118キロの草刈り、床ざらい、伐木等を実施したところでございます。小規模土地改良事業につきましては、客土ほか29件を実施いたしまして、事業費1,653万1,729円に対しまして554万9千円の補助となったところでございます。次、道営団体営土地改良事業事務交付金でございますが、これにつきましては土地改良区が道営の補助監督委託業務をやってございまして、それに対します経費を交付したところでございます。基幹水利施設管理事業でございます。これにつきましては、国庫補助事業でございますけれども、音更川水系の十勝頭首工並びに用水路15キロの維持管理事業を実施しております。次、その他負担金でございますが、鹿追地区の畑かんの修繕を実施したところでございます。  次、2目の耕地整備費でございます。耕地整備でございますが、繰越明許費4,660万円、翌年度に繰り越しております。これにつきましては、道営の総合事業でございますけれども、北音更地区におきまして、農道工事の繰り越しがございましたので、負担金を繰り越したところでございます。ここの目につきましては、道営土地改良事業の5地区の事業負担金並びに土地連負担金でございます。事業地区につきましては、北音更、豊田、豊田2、それから北昭和2、東和地区でございます。次に、道営土地改良事業関連調査計画でございます。これにつきましては、(仮称)下士幌地区となっておりますが、東和3号から12号間までのエリアにおきまして、道営の営農用水事業を導入すべく、水源比較調査を実施したところでございます。  続きまして、107ページ、108ページにまいります。3目の農道整備費でございます。道営農道整備事業の負担金でございますが、北昭和2地区でございます。東和9号の改良工事を実施したところでございます。また、ふるさと農道緊急整備事業につきましては、6地区を実施したところでございます。地区につきましては、鎮錬2、春日、東豊田、これにつきましては舗装工事でございます。旭中央の道路の、これは法面の補修工事でございます。あと、豊田につきましては、豊田小学校前の歩道工事でございます。あと温泉でございますが、これにつきましては十勝中央大橋の橋面舗装の打ちかえを実施したところでございまして、このうち、6地区のうち、鎮錬2、春日、旭中央、それから温泉の中央大橋の橋面舗装の打ちかえでございますけれども、これにつきましては18年度完了となったところでございます。  以上、雑駁ですが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 206 ◯委員長(堀田幸一君)  中山農業委員会事務局長。 207 ◯農業委員会事務局長(中山貞明君)  それでは、農業委員会所管に関する事項について御説明申し上げます。  103ページ、104ページをお開き願います。  6目、農業委員会費でございます。内容につきましては、農業委員21名分の報酬、費用弁償、その他各団体に対する補助金、負担金等でございます。なお、施策報告書の15ページに農地の流動化等に関する事項を掲載しておりますので、参照願いたいと思います。  以上、簡単ですが、御説明とさせていただきます。 208 ◯委員長(堀田幸一君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。 休憩(午後 1時58分) 209 ◯委員長(堀田幸一君)  ちょうど、ごめんなさい、ちょうど1時間経過しましたので、2時10分まで休憩したいと思います。 再開(午後 2時11分) 210 ◯委員長(堀田幸一君)  休憩前に引き続き、委員会を開きます。  久野委員。 211 ◯委員(久野由美さん)  ふれあい交流館の利用状況についてお伺いいたします。  会議研修のほかに、調理加工という項目が随分利用されている方が多いように感じるんですけれども、その利用の団体数は大体どのぐらいになっているのか。それから、その調理加工ですけれども、具体的にどういうふうなものを、内容ですね、やっていらっしゃるのか。それから、以前に一般質問の中で、ふれあい交流館の利用状況等を聞かれて、改善をというふうな一般質問を長沢委員がされたと思うんですが、その改善された点等、具体的なものがありましたら、お聞かせ願いたいというのと、それから、多分備品の修理ですとか、それから入れかえ等も行われているのではないかと思いますので、その金額がわかれば。その項目が、ふれあい交流館管理費の中のその他の中に含まれているのかどうなのかもお聞かせください。お願いします。 212 ◯委員長(堀田幸一君)  吉田農政課長。 213 ◯農政課長(吉田隆史君)  まずふれあい交流館の利用の状況でございます。1点目の調理加工室の利用でございますけれども、全体で、昨年度につきましては71団体でございます、が利用してございます。延べの利用日数が1,342となって……いいんだね。  続きまして、内容、どのようなものをやっているんだということでございます。一番大きいのがパンづくり、ピザ、それからみそ、それと小麦粉を使った料理、あとありますのは、アイスクリームをつくるというようなもの、あとはそばづくり、このような形で、多種多様に及んでいます。地場のものを使って極力活用していただきたいというお願いもしているところでございますけれども、地域の方がまたいろいろな取り組みをされているというのが現状でございます。  続きまして、長沢議員から御質問ございました関係の改善点、どんな形で改善してきているんだろうというお話でございます。まず第1点目に、何とか、今調理加工室、昨年までは120日を限度としましてアドバイザーを1名雇ってございます。この実績でございますけれども、今年度からにつきましては、これを30日延ばさせていただきまして、150日で今対応させていただきたいということで改善をさせていただいてございます。また、臨時の職員につきましても、極力そちらの方にお手伝いをいただけるような方を、今年度ですけれども、たまたま退職されたという関係もございまして、事務補助の方をそちらの方に向けさせていただいたというところもございます。  あと、施設の備品関係でございますけれども、施設の備品関係につきましては、基本的には修理をさせていただいているという現状でございます。備品の大きな入れかえ等は行ってはおりません。  以上でございます。 214 ◯委員長(堀田幸一君)  久野委員。 215 ◯委員(久野由美さん)  若干聞いた内容とは違う答弁もあるんですけれども。修理費、入れかえがあれば、その金額をという、修理費の金額がまずいただけていないのと、それはその他の中に項目として入っているのかというのが答弁漏れでございますので、それは後でつけ足していただきたいというのが、まず1点です。  それとですね、内容がとても、そこそこの地域の方々の利用状況等もとてもよくされているなというふうな考えは持つんですけれども、調理加工室の利用が120日から150日ということで、アドバイザーの方が1人では、このぐらいの対応しかできないのかなというふうに思いますが、多分時期的なことを考えますと、利用される曜日ですとか、また季節等も、多分皆さん同じ時期に利用されているのではないかというふうに思うんですが、この150日にふやしたことで、利用したいという方々の要望、御意見を全部受け入れて利用可能な状況になっているのかどうなのか。なかなかその日は混雑していて入れませんというような、利用できない状況が生まれているのかどうなのか。そこら辺がわかれば、教えていただきたいです。 216 ◯委員長(堀田幸一君)  吉田課長。 217 ◯農政課長(吉田隆史君)  金額的なものでございますけれども、備品等の修繕等でございます。細かくちょっと分けてはございませんけれども、消防器具の設備と、調理器具の点検修理という関係で20万6,600円を使用させていただいているところでございます。予算書のその他でございます。予算書のその他の、207万3,100円の内数でございます。  それで、150日にふやして、それで全て賄えるかという質問でございますけれども、実際は賄えないところが多くあろうかと思います。と申しますのは、どうしても夏場はそれほどでないんですけれども、冬場に集中して皆さんが利用されたいという形になっています。農業者の方々、一段落した11月に入りましてから3月ぐらいまでの間、2月中ぐらいまでですね、3月の頭ぐらいまで、この辺に大体集中して入られるというのが現状でございます。場所が限られていますので、改善策として1度ご提案申し上げたのは、少ない人数であれば、2団体程度入ってやっていただけないかというお願いもしてきたところでございますけれども、なかなか同じ場所でやるという形になりますと、なかなか折り合いがつかない、いろいろな問題等もございまして、現状としましては1回1団体1カ所というような形で対応させていただいております。  今後の改善、私たちの改善方策といたしましては、でき得れば、今の1名、調理師の免許を持った方を1名、ことし雇い入れてございます。この方に少し覚えていただきまして、1年ぐらいかかるのかなとは思うんですけれども、ある程度機械の操作等を十分覚えていただきまして、もう少し1日でも、今、土曜日はやっておりませんけれども、土日はやっておりません、実際やっておりませんけれども、何とか土曜日でも開けれるようにできればというふうに、改善の方策を考えているところでございます。  以上でございます。 218 ◯委員長(堀田幸一君)  久野委員。 219 ◯委員(久野由美さん)  調理師の方を1名ということでしたので、今後、利用者の方が満足のいくような利用状況になっていくように、改善できるように求めたいなというふうには思います。  それで、例えば冬場目がけて、みそづくり等も物すごい団体の方が、数多くの団体がみそづくり等に利用されているというふうなお話も伺っております。それで、時間がかかる工程の中の一つとして、材料を入れてかくはんする作業が物すごく時間がかかると。それが改善されると、例えば時間の短縮が図られて、1日のうちに1組しかそこを利用できないのが、2組できるようになるんだとか、3組できるようになるんだというふうなお話も伺いました。そういう方々の調整等も含めた中で、今後の備品の例えば購入ですとか、それから入れかえの際に、そういうふうな時間短縮、皆さん利用される方々が使いやすいような、ほかの部分で、例えば利用できない日があるとしても、ほかの部分で満足のいけるような、そういうふうな人的サービスというのも、また必要になってくるのではないかなというふうに思いますので、そこら辺、利用者の方々の御意見伺いながら、満足いくような、短期間しか多分、ここの会場等、余り使われていないんだというふうに思いますので、その点も配慮された上で、改善を求めたいなというふうに思います。  以上です。 220 ◯委員長(堀田幸一君)  要望意見として承っておきます。  ほかに。  山本委員。 221 ◯委員(山本忠淑君)  一つだけ。ふれあい交流館に関係するわけですけれども、今久野議員のお話にありましたように、いろいろな観点からの改善をされて、この交流館を利用される方が喜んでいただけるような体制づくりを努力しておられるように伺っておりました。それで、ふれあい交流館、青年も婦人も、それからまた消費者の方も、たくさんの人が出入りしていただけるということが、大きな目的にあると思うんですが、だんだん先細りになる心配がないのかなということも、私なりに心配をしていながら、しかし、冬期間等については、今食品加工等、非常に好評でありますから、その体制づくりというのも大事にしなければいけないと思いますけれども、今はあそこに役場の正職員はおいでにならないと思います。課長がいろいろな総合的な判断をされておられると思うんですが、私は今、あの交流館の責任者といいますか、それは退職してあそこに勤めておられる方が責任者ではないんでしょうけれども、一般的にはあそこにおられる方が、もしかすると館長さんかなというふうに、利用される方はとられるわけです。そのことがやはり必要なのかなと思うんです。  それで、今後、今、アドバイザーの方、それから調理師の資格を持つ方が、臨時の方がお手伝いをされるということで、そういう配慮は改善が見られますけれども、交流館を仕切る、意欲的に、出入りする人方と打ち解けて交流できるような人が、これはそんな正職員の方に行っていただくなんていうことは、財政的にいっても難しいと思うんですが、ああいう立派な施設で張り切って、今やっている事業をやってみたいなという思いのある人を、やはり公募するような、こういう姿勢を持って、今後当たっていただけないものかなと。  やはり、アドバイザーの方なんかは非常に今までの経験を生かして努力しておられると思うんですが、やっぱり男のかなめがいないと、何か骨がいまいち不足だなという、私なりにそう思うんですよ。今までは、やはり正職員があそこにおられましたから、やはり中心になっているなというふうなことでありましたけれども、どうもその辺が私は大変言いづらいことを言っているんですが、そういう声もあるわけですよ。ですから、人材登用については、本当に大事に考えて、あの交流館を生かさなきゃいけないと。今までできなかったことを、新たにまた取り組むぐらいの、意欲的に取り組んでいただけるような、報酬は今の範囲で十分だと思うんですよ。その中で、もっとできる人を公募すると。例えば商工会なんかは公募して、事務局長を広く面接をしてまで採用したという経過がありますが、世の中、商工会は……そういうことで、一言申し上げさせていただきたかったものですから、参考にしていただきたい。全然話にならないのであれば、話にならないと言っていただいてもいいんですが。それもそうだなと思うところがあれば、今後、検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 222 ◯委員長(堀田幸一君)  藤井副町長。 223 ◯副町長(藤井 勉君)  公募して、意欲的な人をというようなお話でございますけれども、そういうことは今後もいろいろな形の中で考えていかなきゃならんのかなというふうに思いますけれども、現在いる人に、そのような意欲的な態度で接するようにお願いをしてみたいというふうに思っております。 224 ◯委員長(堀田幸一君)  ほかに。  真田委員。 225 ◯委員(真田健男君)  1点だけお聞きします。  耕地整備費で、道営土地改良事業関連調査計画となっているんですが、先ほど、営農用水云々という説明があったのではないかというふうに思うんですが、これは調査がもう済んだのだろうと思うんですが、この計画の今後の予定といいますか、いわゆる無水地区解消云々といった一環の事業なのかなというふうに受けとめるんですが、この内容について再度説明をお願いします。 226 ◯委員長(堀田幸一君)  川上部長。 227 ◯経済部長(川上雅二君)  農村部の水道普及につきましては、現在、然別が3地区ありまして、音更の西高台、然別までの営農用水事業を展開しております。この然別川3地区につきましては、平成22年度、本管工事でございますけれども、完了を目標にしていまして、西高台の方、いわゆる仮称でございますけれども、下士幌地区につきましては、平成21年度に道営の営農用水事業が導入できないかどうか、現在、道と協議中でございます。ことし、水源調査を実施したわけでございますけれども、当初、大牧のところで、大牧の水源を予定しておりましたけれども、防除用水等、全部含めますと水量が足らないということで、新たな水源が必要になるのか。また、豊田地区方面では、もう既に営農用水は終わっておりますけれども、そちらを拡張して水を引っ張ってきた方が安価なのか、その辺等の検討をいたしたところでございます。なお受益面積等、それから受益戸数等々につきましては、18年度の調査で実施しておりまして、大きく変わるというのはないのかなというふうに思っています。なお、我々の希望としましては、21年度に事業着手していきたい。  それと同時に、営農用水だけではなくて、非農家に対しましての簡易水道、これは水道課なんですが、そちらとも共同事業で行くような計画をしているところでございます。 228 ◯委員長(堀田幸一君)  真田委員。 229 ◯委員(真田健男君)  平成21年度着手して、もちろんこれは認可等の問題もあるでしょうから、確定的には、まだ計画としては固まっていないのかとは思いますが、何年ぐらいの事業で、事業規模というか予算規模はどの程度を、今の時点で見積もっているのか。そのあたりについてもお願いいたします。 230 ◯委員長(堀田幸一君)  川上部長。 231 ◯経済部長(川上雅二君)  21年からおおよそ6年間、したがいまして27年の事業計画を、今、道が計画しています。それから、地区の営農用水の事業費でございますけれども、これは町の簡易水道は別といたしまして、営農用水事業だけでおおよそ23億の事業費になろうかというふうにとらえております。 232 ◯委員長(堀田幸一君)  真田委員。
    233 ◯委員(真田健男君)  わかりました。その簡易水道は別としてということですが、それも一定度、どれぐらいという予算規模は出ているんでしょうか。あわせてお願いします。 234 ◯委員長(堀田幸一君)  川上部長。 235 ◯経済部長(川上雅二君)  簡易水道、共同事業にやる際に、本管に対しまして水量日割りだとか、そういうものがございますので、現時点では、本格的な21年採択になる前に、道におきまして事業計画を立てますが、そのときに、そういうもろもろの計算をされることになっておりますので、現時点では簡易水道事業の方の事業費については押さえておりません。 236 ◯委員長(堀田幸一君)  宮村委員。 237 ◯委員(宮村 哲君)  一つだけ。今回は決算ですから、それにいたしましても19年から、ことしから品目横断という中で、このような現況があるんだということを申し上げておきたいし、そのようなことを把握しているかどうかということについて、ちょっとお伺いしたい。  例えば、年金、あるいは高齢で、土地を売りたいあるいは貸したいというようなことがあるわけでありますけれども、跡を継いでくれる、我々の跡を継いでくれる農業後継者に対して、やはりその近辺の農業意欲を持って農業をするためには、その土地を借りて、耕作をしたいわけですけれども、実際に、人間についてても土地についていないものですから、同じ畑作をしない人に、土地を地域を超えてつくってもらえないかというようなことは、実際にあるものですから、そのようなことが実際に聞いているかどうかということを、ちょっと局長にお伺いします。 238 ◯委員長(堀田幸一君)  中山事務局長。 239 ◯農業委員会事務局長(中山貞明君)  現在、品目横断の関係で、農業委員会としましては、農地の流動化がかなり多くなっております。原因おっしゃる、ほかの地域からという部分につきましては、私ども、あっせんの申し出があった場合、当然御承知のように地元の農業委員さんにおろしまして、地元というか、その地域内から探していただく。なければ、またそのすそ野を広げていただいて探していただくというような方法をとらせていただいています。現在のところ、その品目横断の関係とか、そういうようなもので、今おっしゃるような地区外からというような相談は、事務局の方にはいただいていないという状況であります。 240 ◯委員長(堀田幸一君)  宮村委員。 241 ◯委員(宮村 哲君)  娘も農家に嫁ぎました。今のところは、その夫婦が来てかなりつくっています。しかし、やはりもう年だという中で、やはりその行政区の中に、そのことがあればいいんですけれども、その行政区、さらに地域を超えて、私の土地をつくってくれないかというような話をしているというような現況がありますので、これからの農業の使命というものは、かなり跡を継いでくれる農業者のためにも、きちんとした、今、局長の説明あったように、少し、それなりにひとつ御指導願いたいなということを要望しておきます。 242 ◯委員長(堀田幸一君)  要望意見として承っておきます。  そのほか。  山川委員。 243 ◯委員(山川秀正君)  1点だけ、ちょっとお伺いをしたいと思いますけれども、農業総務費の負担金の中で、どこにお支払いをしているかという部分で、北海道担い手支援センターというふうな、先ほど説明があったと思うんですけれども、この北海道担い手支援センターというのは、何をやっているのか。実際の仕事として、どんな業務をしているのか、ちょっとこれをまず教えていただきたいと思います。 244 ◯委員長(堀田幸一君)  吉田課長。 245 ◯農政課長(吉田隆史君)  社団法人北海道農業担い手センターというところでございます。うちの方からは、会費としまして13万5千円を納めさせていただいているところでございます。会員の状況といたしましては、北海道、それから各町村、JA中央会、北信連、ホクレン、農業者会議等、土地連などですか、このような方々が入られての団体でございます。  活動の内容といたしましては、就農促進支援事業、新規就農や何かに対する各種支援、または支援資金の貸し付け、それから就農啓発の相談活動、それから研修体制の支援というような形になってございます。本町につきましては、多くが利用しているのは就農支援の貸付金、こちらの方を利用させていただくのに、ここの会を使わせていただいているというところでございます。  以上でございます。 246 ◯委員長(堀田幸一君)  山川委員。 247 ◯委員(山川秀正君)  就農支援の貸付金ということは、農業後継者というふうに理解していい。新規就農ではなくて、残念ながらといいますか、音更町の、私、農政の部分での一つの大きな弱点だなというふうに思っているのが、この新規就農者に対する支援なんですけれども、実際にはこういう組織にも加入をしている状況はあるんだと思うんですけれども、地の利といいますか、同じ十勝管内でも帯広市から離れれば離れるほど、新規就農者に対して手厚い支援があって、新規就農者がそこそこ張りついて入ってきているという状況があるんですけれども、そういった点で、音更町としては、新規就農者を迎え入れるという部分で、具体的にこういうところに加盟しているということは、当然、資金の活用だけというふうに限定しているのか、それともやっぱり新規就農者については、音更としても迎え入れたいというような、そういうスタンスをお持ちなのか。将来に向けての考えをお伺いしておきたいと思います。 248 ◯委員長(堀田幸一君)  吉田課長。 249 ◯農政課長(吉田隆史君)  新規就農、先ほどお話ありましたように、音更町の場合の新規就農を資金で利用させていただいているのは、農業後継者の方が親御さんに代わられて加入される、その場合の資金等という形で利用されているのが、今は現状でございます。本当の広く言われます新規就農、音更の場合、なかなか土地があかないというのが現状でございます。実際、例えば土地があいたといたしましても、農地が結構高額でございますので、なかなかまとまった土地を購入するというのが難しいというふうに感じてございます。  一番簡単にやれる、新規就農で入ってきやすいというのが、音更の場合でしたら酪農かなというふうにも考えてはございます。酪農関係につきましては、土地と牛舎等、離農跡地でもあれば、可能なのかなと。そういう形で丸々新規で音更に入られている方も、この10年、20年ぐらいだか、この10年かもうちょっとだと思うんですけれども、2件程度はあります。実際、本当の一からという形で入ってこられるという形になりますと、なかなか難しいのかなというふうにも考えているところでございます。  就農支援の関係につきましては、新規に本来就農するという形になりますと、この担い手センター等も通じて、ここが大きく新規就農の関係につきましては動いていただいているところでございますので、ここのところを活用させていただきまして、うちの方も対応させていただきたいというふうには考えてございます。  状況で説明にはなりませんけれども、よろしくお願いいたします。 250 ◯委員長(堀田幸一君)  ほかに。    〔「なし」の声多数〕 251 ◯委員長(堀田幸一君)  なければ、本款に対する質疑を終わりたいと思います。ご異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 252 ◯委員長(堀田幸一君)  異議なしと認めます。  したがって、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午後 2時44分) 253 ◯委員長(堀田幸一君)  説明員入れ替えのために休憩します。 再開(午後 2時58分) 254 ◯委員長(堀田幸一君)  休憩前に引き続き、委員会を開きます。  次に、第7款、商工観光費を議題とします。  説明を求めます。 255 ◯委員長(堀田幸一君)  川上経済部長。 256 ◯経済部長(川上雅二君)  それでは、107ページ、108ページの商工観光費について御説明させていただきます。  なお、参考資料27ページから28ページ、主な施策報告書の20ページから21ページに詳細を記載させていただいておりますので、御参照いただきたいと存じます。  1項、商工費、1目、商工振興費でございます。この目につきましては、音更町商工会補助でございます。これにつきましては、商工会の人件費同補助残分、並びに商業活性化事業等への補助でございます。次、事業立地奨励補助でございますけれども、IC工業団地購入時の固定資産税相当額を23事業所に対しまして措置をしたところでございます。次、工業団地土地購入資金利子補給でございますが、工業団地立地時の際の借り入れに対しまして、17事業所に対しまして利子の補給を行ったところでございます。また、商工業振興資金利子補給でございますけれども、121の事業所に対しまして利子補給を行ったところでございます。次に、中小企業退職金共済掛金助成でございますけれども、これにつきましては65事業所に対しまして助成をしたところでございます。次、六新東地区複合施設の管理負担金でございますが、これにつきましてはプロスパでございますが、共用部分の維持管理に対しまして負担としたところでございます。また、同じく六新東地区複合施設の維持管理費でございますけれども、これにつきましては公共の専有部分に対します維持管理費でございます。  次に、2目の消費行政推進費でございます。消費生活相談業務費でございますけれども、これにつきましては消費者協会に委託してございまして、消費相談等々を実施しているところでございます。なお、相談員4名で実施をしていただいているところでございます。今年度の相談件数につきましては243件となったところでございます。あと、消費者協会補助でございますけれども、これにつきましては、現在、会員数110名でございまして、協会が行う事業に対しましての定額補助でございます。  次、3目の労働諸費でございますが、労働相談業務委託でございまして、相談員3名で59件の相談があったところでございます。次、連合北海道音更地区連合に対します補助でございます。会員数890名となっているところでございます。冬期技能講習会奨励補助でございますけれども、この冬期講習につきましては、平成18年度をもって廃止となったところでございますけれども、講習会時にテキスト代といたしまして2千円補助をしております。なお、この年の講習会参加者につきましては、164名となったところでございます。あと、とかち勤労者共済センターの負担金でございますけれども、これにつきましては事業費割、会員割におきまして負担をしているところでございます。  次、2項の観光費でございます。1目、観光費でございます。観光宣伝費でございますけれども、これにつきましてはパンフレット等の印刷製本費等でございます。なお574万4千円の繰越明許費を計上しておりますが、これにつきましては、道道の改良工事に合わせまして、町で照明灯、デザイン照明灯でございますけれども、設置予定でございましたが、道道の改良工事が翌年度に繰り越したため、この照明灯設置5灯につきましても翌年度に繰り越したところでございます。観光施設維持管理費でございます。これにつきましては、公園、トイレ、展望台等の維持管理費でございます。あと、ガイドセンター維持管理につきましては、センターの維持管理費でございます。十勝川温泉観光関連従業員住宅維持管理費でございますけれども、これにつきましてはストーブの修理等、設備の点検等を実施したところでございまして、この住宅につきましては1棟51室ということになってございます。次に、十勝川温泉市街消火栓工事負担金でございますけれども、道道の拡幅工事に合わせまして、ステンレス製の消火器2基を設置しましたところによりますことの負担金でございます。  次、109、110ページにまいります。十勝川温泉観光協会の補助でございますけれども、これにつきましては観光協会が実施しております事業に対しまして補助をしたところでございますが、現在、観光協会の会員数といたしましては118名となっているところでございます。次に、各種イベントに対する助成でございますが、ハナックフェスティバルの補助でございます。これにつきましては、6月1日から8月31日間の92日間で実施されたものでございます。秋の風物詩とナイトウオッチングに対します補助でございますけれども、これにつきましては9月23から10月29日までの37日間の開催でございますが、おおよそ3万7千人の集客を見たところでございます。あと、十勝川温泉白鳥まつりの補助でございます。これにつきましては1月の27日から3月の4日までの37日間、おおよそ2万6千人の集客があったところでございます。次、十勝観光連盟の負担金でございますが、これにつきましては広域連動による観光宣伝ということで、十勝観光連盟に負担金として納めているものでございます。その他負担金につきましては、北海道観光地所在町村の協議会の負担金でございます。  以上、雑駁でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 257 ◯委員長(堀田幸一君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  宮村委員。 258 ◯委員(宮村 哲君)  経済にいるものですから、先日、消費者協会からの悪徳商法についてありました。それで、資料を見ていますと、50万円ということで支出しているわけでありますけれども、人数がどれぐらいいて、どのような活動をしているのかということを、ちょっとお伺いします。 259 ◯委員長(堀田幸一君)  宮浦課長。 260 ◯商工観光課長(宮浦 崇君)  お答えいたします。現在、消費者協会の主な会員数としましては、現在110名で構成されております。  そこで、団体における主な事業といたしましては、町の補助金の目的としましては、消費者団体の育成、それから振興を図るということが主な目的となっているところでございますけれども、消費者協会そのものとしては、現在のところは消費生活相談に主な重点を置いた中で、現在、いろいろな対応をさせていただいているというような状況でございます。  以上です。 261 ◯委員(宮村 哲君)  わかりました。 262 ◯委員長(堀田幸一君)  そのほか。  山川委員。 263 ◯委員(山川秀正君)  1点だけ、ちょっとお伺いをしたいと思います。  予算には、産業研究開発支援補助50万円、当初、18年度当初予算にはあったんですけれども、支出ではない、そういう状況ですから、きっと申請がなかったのか、申請があっても該当しなかったのか。この制度の周知徹底等も含めて、どんな状況かちょっと説明をお願いしたいと思います。 264 ◯委員長(堀田幸一君)  宮浦課長。 265 ◯商工観光課長(宮浦 崇君)  この産業開発支援補助なんですけれども、確かに御指摘のとおり、予算は見たところなんですが、希望がなかったということでございます。結果的には募集がなかったということなんですけれども、PRにつきましては、広報を通じて、年1回、それから町のホームページの中で紹介させていただいておりますけれども、昨年度は応募者がなかったということでございます。  以上です。 266 ◯委員長(堀田幸一君)  そのほかに質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 267 ◯委員長(堀田幸一君)  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わりたいと思います。ご異議ありませんか。
       〔「異議なし」の声多数〕 268 ◯委員長(堀田幸一君)  異議なしと認めます。  したがって、本款に対する質疑を終わります。  お諮りします。議事の都合によって、あす9月29日から30日までの2日間を休会にしたいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 269 ◯委員長(堀田幸一君)  異議なしと認めます。  したがって、あすから2日間を休会とすることに決定しました。  次回の委員会は10月1日午前9時30分から開きます。  本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。 散会(午後 3時09分) Copyright © Otofuke Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...